竜の帰郷ルートの前提イベント
内容的に独立しているのと、合わせると長くなってしまうので分離することに
変若の御子が体調を崩してから
変若の御子(以下「変若」):はぁ…はぁ…はぁ…
→話しかける
変若:御子の忍び… 良く、おいでくださいました…
隻狼:どうした
変若:大事、ありません…
それより、いま、お米を…
隻狼:待て
顔色がすぐれぬ… ゆっくり休め
変若:………はい
わかり、ました…
隻狼:…何かあるか
変若:えっ?
隻狼:何か、欲しいものはあるか
変若:は、柿を… 柿を、食べたいです
隻狼:分かった
→話しかける
変若:はぁ… 御子の忍び… いらしてくれたのですね
→柿を渡す
隻狼:柿だ
変若:真に、取ってきてくださったのですね
隻狼:食え
変若:はい、いただきます
もぐ… もぐ… もぐ…
甘くて、おいしいです
隻狼:そうか
変若:忍びよ、お手を
隻狼:だが…
変若:もう、大丈夫です。お手を…
隻狼:分かった
変若:豊かな実りを、貴方に
→お米
お米
変若の御子の手のひらより、零れ落ちたお米
一定時間、HPがゆっくりと中回復する
偽りなれど、竜胤の力
その血は豊穣をもたらす
お米は大事
噛めば噛むほど甘くなり、元気も出るだろう
変若:礼を言います、御子の忍びよ
いただいた柿のおかげで、たくさん実ったようです
よければ、竜胤の御子にも差し上げてください
隻狼:分かった
→九郎へのお米
九郎へのお米
変若の御子の手のひらより、零れ落ちたお米
それを九郎のためにと、包んでくれたもの
お米は大事
竜の御子にも、ぜひ元気になって欲しい
九郎に届ければ、喜ぶだろう
→御子の間
→話しかける
九郎:戻ったか、狼よ
隻狼:はい
九郎様に、預かりものがございます
九郎:預かりもの?
隻狼:これを
→九郎へのお米を渡しました
九郎:これは… 米か?
隻狼:はい、仙峯寺の御子が、九郎様に…と
九郎:そうか、それはありがたい
良き米と見える… フフッ、実につやつやしておる
隻狼:噛むと、甘うございます
九郎:噛む…?
狼よ… 米は炊いて食べた方が、うまいぞ
隻狼:はっ
九郎:うーむ… そなた、甘いものは好きか?
隻狼:何でも、食べまする
九郎:ならば、嫌いではないのだな
良し、そなたに、良いものを作ってやろう
隻狼:良いもの…とは
九郎:はは… それは、お楽しみじゃ
→休息
→話しかける
九郎:フフフ… 待っておったぞ、狼よ
さあっ、手を出すが良い!
隻狼:はっ
→おはぎ
おはぎ
変若の御子がくれたお米で、
九郎がこしらえてくれた、おはぎ
一定時間、HPがゆっくりと中回復し、
加えて体幹が常に回復するようになる
腹を空かせた狼に、
黙って義父は、おはぎをくれた
あのおはぎは、とてもうまかった
このおはぎも、きっと、とてもうまい
隻狼:これは…
九郎:おはぎじゃ!
仙峯寺の御子殿にいただいたお米で、こさえたのだぞ
さあ、遠慮はいらぬ、食うてみよ
→話しかける
いただいたお米でこさえた、おはぎじゃ
さあ、遠慮はいらぬ、食うてみよ
→離れる
九郎:フフッ… そなた、隠れて食う気だな
まあ、それも良し!
→盗み聞く
九郎:うむ… うむ、うむ…
これ以上ない、できばえ
フフッ、やるではないか、九郎
→おはぎ使用
隻狼:うまい…
九郎:フフフ… そうであろう、そうであろう
→話しかける
九郎:狼よ、私のおはぎは、どうじゃった
隻狼:旨う、ございました
九郎:で、あろう
幼き頃から、菓子をつくるのが好きでな
平田のお屋敷でも、良く炊事場に入り込んでいたものだ
いずれ… 暇(いとま)ができたら、茶屋でも開くかのう
→話しかける
九郎:………
…どうか無事で
……ん?
おお、狼か。大事ないか?
隻狼:はっ
九郎:そうじゃ。これを、そなたに
→おはぎ
おはぎ
九郎がくれた、おはぎ
一定時間、HPがゆっくりと中回復し、
加えて体幹が常に回復するようになる
これは、密かに秘めた決意と
惜別をこめて、こしらえたもの
秘められた想いとは、
誰もいないとき、一人で呟くものだろう
隻狼:竜の涙
必ず手に入れて参ります
九郎:ああ、頼む… 狼
→話しかける
九郎:何やら…
内府の軍が、騒がしいようだな
…だが、心配はいらぬぞ、狼
時折、一心様が、様子を見に来てくださる
心強いことじゃ
→奥の院
→話しかける
変若:御子に、お米を渡していただけましたか
隻狼:ああ
もらった米を、御子様がおはぎにしてくださった
変若:まあ… 竜胤の御子が、御自身でそのようなことを…
隻狼:とても、張り切っておられた
そして、とても、うまかった
変若:ふふ… それは、良かったです
……ああ、そうか
竜胤の御子も、また… 人なのですね
なんと、当たり前のことか…
不死断ちも、きっと… ゆえに迷い…
それでも、選ばれたのでしょうね
御子の忍びよ、一つ聞きたいのですが…
隻狼:何だ
変若:御子様の名は、なんと
隻狼:九郎様だ
変若:九郎様… とても良い響き…
いつか、お会いしたいものです
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