大手門の出丸
→話しかける
老婆:あんた、何用かね?
隻狼:………
老婆:用がなければ、もうお行き
…もうすぐ、戦になる。惨い戦にね
屍は山と詰まれ、怨嗟は大火のように渦を巻き…
きっと、鬼が生まれっちまうよ
→話しかける
老婆:さあ、もうお行き
あんただって、鬼に会いたい訳じゃあなかろう?
→荒れ寺
→葦名の酒と猿酒を仏師に振る舞い休息
→話しかけるエマ
エマ:狼殿も、いらしたのですね
私は、仏を彫る音を聞くのが好きで…
時折、ここを訪ねるのです
→盗み聞く
エマ:猩々…。内府の軍が、来ています
仏師:……そうか
相も変わらず、奪いことが好きな連中じゃ…
エマ:炎は… まだ、消えませんか?
仏師:エマよ…
何度聞いても、変わりゃあしない
いくら仏を彫ろうとも、怨嗟の炎は消せぬ
押し留めるが、せいぜいじゃ
エマ:………猩々
仏師:何じゃ
エマ:もし、その時が来たならば、せめて私が…
仏師:………
儂は、仏を彫るので忙しい… じゃあな…
→話しかける仏師
仏師:なあ、おまえさん…
隻狼:何だ
仏師:お前さんが、斬ってくれ
隻狼:…何のことだ
仏師:フンッ… とぼけやがって
あの子に斬らせるのは… ちと、忍びねえ…
頼む…
→怨嗟の鬼
→戦闘開始時
隻狼:仏師殿…
→忍殺時
仏師:お前さん、頼む…
隻狼:さらばだ、仏師殿…
仏師:お前さん… ありが…とうよ…
→大手門の出丸
老婆:へえ… あんた、また生き残ったのかい
…何となくは分かってるんだろう?
あの片腕の鬼が、元は何者だったのか…
隻狼:ああ…
老婆:ふん… だったら、しょげっかえるじゃあないよ
ずっと仏を掘り続けてなお
怨嗟の炎に焼かれ、鬼となり苦しむは
…あ奴の自業、因果なのさ
あんたはそれを終わらせた。送ったんだよ
…あ奴も、きっと感謝しているさね…
→話しかける
老婆:…あんた、覚えておきな
怨嗟はもう、積もる先を失った
戦が続けば、世はもっと酷いことになるだろう
…だからって、あんたが替わりになることはないんだよ
→話しかける
老婆:さあ、もうお行き
あんたには、あんたのお役目が…
為すべきことが、あるんだろう?
0 件のコメント:
コメントを投稿