2019年5月31日金曜日

Death Stranding 考察17 金

デスストランディングの世界には金(Au)が頻繁に登場している

たとえばフラジャイルの手首に結ばれた紐に、金細工のようなものが見える
















分離破壊主義者(ディメンス)の制服は全体的に金によって飾られている

ヒッグスは黄金の仮面と黄金の手甲を装着している

アメリは金のネックレス(これは後にヒッグスに奪われる)


逆にヒッグスの黄金仮面をアメリが装着するシーンもある

また以前のトレイラーに登場していた遺体には、その顔面が金で覆われている

この金が溶けて無くなった瞬間、遺体は黒い水の中へ引きずり込まれる



金はデスストランディングのフィールドにも存在する
この金は時雨の影響で地面からにょきにょきと生えてくるのだが、掌を合わせたような形にも見える

赤く囲った場所にある赤いものは、こうして生成された金の鉱石かもしれない


 金はBTとも関連する

顕著な例が以前のトレイラーに登場した、黄金仮面の獣である

また、以前に登場した巨人の顔もよく見ると金のような光沢がある

これは今回登場したBTだが、下部の方が金色に光っているのがわかる(炎の反射とも思ったのだが、それにしては金色すぎる)



考察

以上の例から、デスストランディングの世界では金(Au)は実際的な効果があると考えられる

フラジャイルのブレスレットや遺体の顔、ヒッグスの黄金仮面、アメリのネックレスといった装飾品は、たんなるファッションでは無く、ある種の働き、つまり魔除け的な効果があるのではないかと思われる

また、以前の考察で数式としたヒッグスの右眉の文字だが、Auとも読める

 このことから、分離破壊主義者(ディメンス)たちは金への信仰を持っているのかもしれない


また地面から生えてくる金結晶であるが、ふつう物理学的に金はあれほどの速度で成長しない。また金の生成には莫大なエネルギーが必要となる

金の驚異的成長が物理学的にありえるとしたら、それは中性子星が合体する時である

最新の研究では、強い重力によって中性子の密度が非常に高くなった中性子星が合体する過程で、白金や希土類(レアアース)といった元素とともに金も大量に合成される可能性が高いことが判明した[7]。 (Wikipedia)

中性子星の内部は以下のような物である
さらに内部に進むにつれて原子核が融けあって一様な物質(中性子と少量の陽子、電子からなる)の超流動相となる。
最も中心部の超高密度領域ではクォークからなる超流動体で構成されているという説もある。(Wikipedia)
この中性子星を扱ったSFに『竜の卵』という作品があるが、これに登場する中性子星は人類世界の100万倍の速度で時間が過ぎていくという

もし仮に時雨の影響でその部分だけ100万倍の速度で時間が過ぎていくとすると、金があのように成長する可能性も考えられる

※中性子星については語れるほど詳しくないので、かなり曖昧である


0 件のコメント:

コメントを投稿