モーグウィン王朝
…ああ、君もミケラ様に導かれたのだね
私はレダ。君と同じように、導きに従い、あの方の足跡を追っている
そこの枯れた腕に触れれば、君も導かれるだろう
ミケラ様が向かわれた、影の地に
…そこには、同志がいる
私たちと同じように、ミケラ様に導かれた者たちが
もし彼らと出会うことがあれば、君に協力するだろう
さあ、そこの枯れた腕に触れ、影の地に向かいたまえ
私も、じきに行く。かの地で、再び見えよう
街道の十字
やあ、君か
同志たちには、出会ったのか?
…きっと、驚いたろう。彼らは出自も何もバラバラで
本来なら、お互いに殺し合っていてもおかしくないのだから
けれど今は、皆、ミケラ様に魅了されている
それ故に、我々は手を取り合える
…正に、神の御業だ
→無口な僧について
…ああ、あの男はダンと言ってな
私よりも前からミケラ様に仕えていた、古株だ
生真面目だが、優れた武人だよ
…誤解しないで欲しいのだが
ダンが口を開かぬのは、君に含むところがある訳じゃあない
私も、長い付き合いになるが、あの男の言葉を聞いたことはないのだから
…いつか、聞いてみたいものだ
→角人について
…角人殿が、気になるのか
確かに、本来殺し合うとすれば、まず彼とだろう
…かつて、マリカ様はメスメル卿に命じ、塔の一族を粛清した
火をかけ、焼き払った
…角人殿が黄金樹を許せぬのも、当たり前だ
だが、いつだって、人は人を虐げるものだ
塔の一族も、何も変わらない
奴らもまた、無辜なる善などではない
ただ、敗者となったにすぎぬ
…やりきれんな
大ルーン破壊後
…ああ、君か
感じただろう。ミケラ様の魅了が、壊れたようだ
私自身は、そんなことで、ミケラ様へのお気持ちは揺るぎもしないが
同志皆が、そうであるとは限るまい。厄介な話だ…
いや、いっそのこと、これでよかったのかもしれんな
ミケラ様の側に相応しくない者は、我が剣で貫く
…その方が、私らしいというものだ
…さて、見極めるとしよう
ミケラ様の側に相応しくない者が、誰なのかを
→ティエリエを提案する
…ティエリエか
確かに、彼の心は、トリーナ様に囚われている
ミケラ様への忠誠よりも、遥かに深く
…だが、それ故に、ティエリエは裏切らぬだろう
トリーナ様は、ミケラ様を、愛していらっしゃる
自らの半身として。あるいはそれ以上に
…たとえ棄てられたとしても、それが揺らぐとは考えられぬ
→角人を提案する
…角人殿か
だが彼は、ミケラ様に一族の救いを託している
魅了が壊れ、復讐が再び燃え盛ったとしても、それを忘れるものだろうか…
だが、そうだな。確かに危うい男ではある
…君の言う通りだ
少しだけ、考えさせてくれ
角人と会話後ロード
…ああ、君か
待たせたが、考えはまとまったよ
…やはり、角人殿を討とうと思う
彼の刃が、メスメル卿やマリカ様に向けられるのなら、それは勝手にすればよいが
…復讐は人を変える
その刃は、いつかミケラ様に向けられるやもしれぬ
…ミケラ様は、正に黄金の寵児だ
たとえ、本人がすべてを棄てたとしても
…生まれから、解き放たれはしない
…角人殿は、こうなることを予期しているのかもしれぬ
ミケラ様の魅了が壊れる前でさえ、彼は、露ほども私を信じてはいなかった
…嗅ぎ取っていたのだろうさ。自分自身忘れていた、私の本性を
こびり付いた、血の匂いを
…私は、角人殿を追う
彼が、まずメスメル卿に復讐するつもりならば、向かうところは決まっている
…あの黒い城だ
影の城、角人粛清分岐(レダ協力ルート)
レダ
…角人殿。貴方を排除する
貴方の復讐は、危うすぎる
もう、信じることはできない
角人
…ああ、そうだろうとも
所詮、お前たちの本性など、そんなものだ
邪魔をするな。忠義面の雌犬めが!
レダ
…意外だな。君がきてくれるとは
だが、嬉しいよ。頼りにさせて貰う
角人
…お前も、やはり駄犬の類だったか
少しでも、期待した俺が愚かだった
分かる気がする。何故、ミケラがお前たちを魅了したのか…
角人死亡
…すま、ない…
母よ。愛する、妻よ。幼…
レダ
…ミケラ様は、約束を違えぬ
逝け。家族の元へ
影の城、角人粛清分岐(角人に協力するルート)
レダ
…角人殿。貴方を排除する
貴方の復讐は、危うすぎる
もう、信じることはできない
角人
…ああ、そうだろうとも
所詮、お前たちの本性など、そんなものだ
邪魔をするな。忠義面の雌犬めが!
…お前、何を考えている?
加勢など、乞うた覚えはないのだがな
レダ
…角人殿の境遇に、同情でもしたのか?
愚かなことだ
だが、そうだな。人の情とはそういうものか
レダ撃破時
…クッ、不覚をとった
君がそちらに付くとは、さすがに不利だったか
…仕方ない。今回は、退くとしよう
角人
俺の復讐を、邪魔するな…
角人粛清後
…ああ、君か
先の戦いでの助太刀、感謝する
元より、分かり合えるはずのない戦いだったとしても
…駄犬などと、君には暴言を甘受させてしまった
すまなかった
○刺し貫く交差樹
…らしくなかったな
悪い癖だ。思いを断った後は、どうにも感傷的になる
…私の、やるべきことを、やるとしよう
ロード後
…ああ、君か
…私は、アンスバッハ殿を討とうと思う
かの御仁は、今でこそ老兵を自称しておられるが
かつては、純血騎士の筆頭として、その狂名を轟かせ
血の刃で、ミケラ様を斬り裂いたのだ
話をさせて頂いた限り、枯れた心は変わらぬようだが
…やがて、思い出すかもしれぬ
かつての血の滾りを。私と同じように
…放置するには、危険すぎる
…ああ、分かっている
実感するよ。ミケラ様の魅了がなければ
私は、こうも他者を信じられないのか、とな…
メスメル撃破(角人粛清分岐スルー後、メスメル戦で角人を召喚しない)
…ああ、君か
丁度よい、伝えておこう
…角人殿を討つ必要は、なくなったよ
メスメル卿への復讐を奪われ、彼の刃は折れてしまった
あの様では、もはや戦うことはないだろう。わざわざ手を下すまでもない
…適当な復讐の対象が、現われでもしない限りはな
…らしくなかったな
悪い癖だ。思いを断った後は、どうにも感傷的になる
…私の、やるべきことを、やるとしよう
…他は、どうだろうな
一時とて同志だった者を、疑いたくはないが
大事の前だ。懸念は、取り除いておかないとな…
メスメル撃破(角人粛清分岐分岐スルー後、メスメル戦で角人を召喚)
…ああ、君か
丁度よい、伝えておこう
…角人殿を討つ必要は、なくなったよ
メスメル卿に復讐を果たし、彼の刃は狂ってしまった
あの様では、直にどこかで果てるだろう。わざわざ手を下すまでもない
…激情は、いつも人を不幸にする
だからこそ、我々にはミケラ様が必要なのだ
種の保管庫、アンスバッハ粛清分岐(レダに協力するルート)
レダ
…アンスバッハ殿。貴方を排除する
私は、恐れてしまいました
貴方の迷いを。その行く末を
アンスバッハ
…このような老兵まで、粛清とは
レダ殿。実に貴女らしい念の入れようです
…けれど、確かに私は迷っています
抵抗させて頂きましょう
レダ
…君も、きてくれたのだな
感謝する。また、頼りにさせて貰う
アンスバッハ
…貴公が、レダ殿の側にいるのですね
であれば、安心です
…彼女は、背負いすぎる
自らが思うほど、気丈ではないのに
アンスバッハ撃破
…私は、何もできませんでした
ミケラ様、モーグ、様…
レダ
…これまで、ありがとうございました
アンスバッハ殿
種の保管庫、アンスバッハ粛清分岐(アンスバッハに協力するルート)
レダ
…アンスバッハ殿。貴方を排除する
私は、恐れてしまいました
貴方の迷いを。その行く末を
アンスバッハ
…このような老兵まで、粛清とは
レダ殿。実に貴女らしい念の入れようです
…けれど、確かに私は迷っています
抵抗させて頂きましょう
…貴公も、酔狂な方だ
老人の迷いに、付き合う義理などないでしょうに
…貴公の助太刀に、感謝を
これで、勝機もあろうと言うものです
レダ
…君は、そちらに付くか
血の君主に、何の義理もないだろうに
これも、アンスバッハ殿の人徳か
…まあ、いい。我が剣で貫くだけだ
レダ撃破
…さすがに、無理筋ですか
貴方たちお二人を、敵に回すのは
…今回は、退かせて頂きます
アンスバッハ
…レダ殿。ミケラ様を、頼みます
アンスバッハ粛清後(街道の十字)
…ああ、君か
再びの助太刀、感謝する
アンスバッハ殿も、敗れて悔いはないだろうさ
かの御仁は、君を高く買っていたからな
…共に誇ろう。アンスバッハ殿の、最後の敵手であったことを
○切り返す交差樹
…しかし君は、不思議だな
魅了が壊れた後も、君だけは、何も変わらないように見える
…まるで、最初から魅了などされていなかったかのように
…
…まあ、いい
君がこの地に導かれたのなら、ミケラ様がそれを望んでいるのだ
…しばし、お別れだな
次に見えるのは、ミケラ様の元だ
…そうだろう、戦友よ
しばしお別れだ、戦友よ
次はミケラ様の元で、再び見えよう
エニル・イリム
…久しいな、君
やはり、やってきたか
…
…君は、ミケラ様でなく、黄金樹に導かれているのだろう?
王に、なる者として
ならば、君は何故、この地にやってきた
…ミケラ様が、あるいは黄金樹が、望んでいるというのか
自らの王たちが見え、雌雄を決することを
…まあ、いい
この先に、ミケラ様の元に向かうというのなら
何者であれ、我が剣で貫く。それだけだ
待っているぞ
針の騎士レダと同志たち
ミケラ様に、近付くな
針の騎士レダが、落葉のダンが、その同志たちが
お前たちを許しはしない
アンスバッハへ
…私には、理解できません
ミケラ様を知ってなお、あの血の君主に、何を誓うというのですか
ティエリエへ
…ティエリエ
私は、見誤ったようだな
君を。あるいは、トリーナ様を
プレイヤーへ
…すまなかったな
あの時、あの枯れた腕の前で
君を、勝手に同志と呼んでしまった
…せめてもの詫びに、我が剣の神髄を見せてやる
針は、君を死に繋ぎ止める
レダ死亡時
…ミケラ様
どうか、世界を優しく…
レダに敗北時
…弔いに誇ろう。王たる者との戦いを
逝くがいい
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