2021年4月27日火曜日

Dark Souls シリーズ考察8 竜狩りの剣士

固い誓いには、太陽の長子とその筆頭騎士の他に、竜狩りの剣士がいたことが記されている


固い誓い

太陽の長子と、その筆頭騎士

そして竜狩りの剣士の物語は

最も勇壮な竜狩り譚であるという


竜狩りの剣士の正体については大きく二つの仮説がある


  1. 古竜の頂にいるハベル
  2. 竜狩りの鎧


まずハベルの戦士については、「戦士」と呼ばれていることから異なると思われる


ハベルの兜

「岩のような」ハベルを信奉する戦士


また竜狩りの剣士の物語辺境に切れ切れに伝わるのみであるとされることからも除外される


雷の剣

竜狩りの剣士の物語は、いまや殆ど知られておらず

僅かに辺境に、切れ切れに伝わるのみであるという


辺境どころか、ハベルはグウィン王の古い戦友であり、ハベルの戦士たちの伝説はロードラン中に残っている


大魔法防護

グウィン王の古い戦友であり

白竜シースの敵対者でもあったハベル

魔法を嫌い、それに対する手段も怠らなかった


これについては竜狩りの鎧も同様で、ロスリックという王都にいる竜狩りの鎧が、辺境に切れ切れに伝わるのみ、とは考えにくい


しかしながら火の無い灰が戦ったのは、巡礼の蝶に操られた竜狩りの鎧であってその主ではない


竜狩りの鎧のソウル

巡礼の蝶に操られた竜狩りの鎧

遙か昔に主を失い、だがその狩りを記憶していた


また竜狩りの大斧には、戦技により古い竜狩りの戦い様が僅かによみがえる、とあり、その戦技とは「落雷」である


竜狩りの大斧

強い雷の力を帯び、また戦技により

古い竜狩りの戦い様が僅かによみがえる


戦技は「落雷

大きく掲げた斧に激しい雷を纏い

それを地面に叩きつけ落雷をなす


戦技「落雷」は竜狩りの剣槍戦技と同じ名である


竜狩りの剣槍

神代の竜狩りの武器

十字槍の原型であり、剣と槍の性質を併せ持つ


竜狩りの戦神であった頃から

ずっと変わらず無名の王の手にあり

彼が引き継いだ、大雷の力を帯びている


戦技は「落雷

剣槍を大きく天に掲げ

離れた敵の頭上に激しい落雷を呼ぶ



また熔鉄の竜狩り鎧(竜狩りの鎧ドロップ)と竜狩り鎧(オーンスタイン装備)はそのデザインに共通点が多い


赤い兜飾り

生物をモチーフにしたようなデザイン


すなわち、竜狩りの鎧のは「古い竜狩り」であり、強い雷の力を操る竜狩りの剣士である


なぜ大斧なのに剣士なのか、という疑問は当然である。しかし彼が剣士と呼ばれるのは、奇跡「雷の剣」を振るったからである



雷の剣

神の時代、竜狩りの剣士が振るったという奇跡


右手の武器を雷で強化する


そして雷の剣を取得できるのが、イルシール地下牢のエレベーターを途中で降りたところにある遺体である


奥に見えるのは古竜の頂

この遺体の先に見えるのが「古竜の頂」であり、そこはジェスチャー「古竜への道」を使い古竜の頂にワープする場所の近くである


右の竜体化した遺体からは「竜体石」を取得できる


すなわち、竜狩りの剣士古竜の頂へ赴いたと考えられるのである



古竜の頂のどこに竜狩りの剣士がいるのだろうか。ハベルはすでに除外されている


※ハベルを撃破することでハベル装備一式を拾えるが、その場所はファラン城塞のはぐれデーモンのいる場所である


竜血装備一式はオスロエス後のジェスチャー「古竜への道」をしている竜血騎士の遺体である


※つまり古竜の頂に赴くためにそれぞれが瞑想していた地点である


竜狩りの鎧のサイズからすると、リカールであるとは考えにくい。またホークウッドではないことは確実であろう


で、あるのならば考えられるのは、竜狩り仲間だったオーンスタインと同じ結末に至ったとするものである


要するに古竜の頂最初のボス「古の飛竜」である


太陽の長子の考察で、(できそこないの竜)の後に太陽の長子がいるという構造が頻出すると述べた


DS1の飛竜の橋とその背後の太陽祭壇。DS2のミダと太陽祭壇。DS3のロスリックと太陽祭壇。そして古竜の頂である


なぜ頻出するかというと、太陽の長子は古竜の同盟者となったからである


そして古の飛竜は「竜頭石」を落とす


竜頭石

朽ちぬ古竜の力を宿した石

竜信仰の秘儀


人頭を竜のそれとし、竜のブレスを吐く

またその変態効果は、死ぬまで解けることはない


古竜の道を往く者たちは

その完全な似姿を得ようとする

竜頭の秘儀はその遙か高みの入り口なのだ


まだ太陽の長子が竜狩りの戦神だったころからの同士であり、自身も古い竜狩りと呼ばれる竜狩りの剣士。その剣士が竜となった姿が「古の飛竜」である


古の飛竜はもとから竜だったのではない。だからこそ、竜信仰の秘儀「竜頭石」を落とすのである。それはまだ遙か高みの入り口なのである


※ちなみに「竜体石」は、古竜の頂へワープする場所にいる竜体化した遺体から入手


竜体石

朽ちぬ古竜の力を宿した石

竜信仰の秘儀


人体を竜のそれとし、竜の咆哮をなす

またその変態効果は、死ぬまで解けることはない


竜信仰は古来より戦士の道であり

彼らは瞑想の先に、古竜の頂を見たという

遠く聞こえることがある。頂の巨大な鐘の音が


竜狩りの剣士古竜の完全な似姿を得ようとして、それは不完全ながら成就された。飛竜は竜のできそこないであるが、それはやはり古竜の子孫なのである


飛竜の剣

飛竜は竜のできそこないと言われるが

やはり朽ちぬ古竜の遠い子孫なのだろうか

 

1 件のコメント:

  1. イルシールの地下牢の座禅竜が竜狩りの剣士なのだとしたら、いったいどうやって敵対組織の管理する収容場なんかにこれたんでしょうね。負け戦で連れてこられた後に、囚人全員に竜信仰を布教してたりしてたんでしょうか

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