2021年5月17日月曜日

名前の話3 アルヴィナ ラレンティウス ハベル グリッグス

アルヴィナ(Alvina)

アルヴィン(Alvin)の女性形


Alvinは古英語Alfwin(elf friend)、古英語Aethelwine(noble friend)、古英語Ealdwine(old friend)などが融合した名前


※アルヴィナはアルトリウスとシフの「(friend)」である


アルヴィーナ(Alvina)は、Aelwynn(elf+win)が語源



ドーナル(Domhnall)

ドーナル(Domhnall)はゲール語の名前

ケルト語のdubno(world)とval(rule)から成る


この名前からダネルマクダネルが出た



ラレンティウス(Laurentius)

英名は「ラウレンティウス」と読む


ラウレンティウスはラテン語名

ローマ発祥の地ラティウムにあった町ラウレントゥムに由来


原義は「ラウレントゥムの人


地名ラウレントゥムの意味は「月桂樹(laurel)の町」であり、「栄光の勝利者の町」という意味


ただしDSのラレンティウスは、紀元3世紀に火あぶりの刑に処されたローマの殉教者聖ラウレンティウスかもしれない(呪術だけに)


ちなみにこの名前が英語化すると「ローレンス」である



ハベル(Havel)

ハベルはチェコ語名


元々の名前の形は「ケルト人」を意味する英語名ガル(Gall)


GallがGaulとなり、GがHに、uがvに変化しHavelとなった



グリッグス(Griggs)

語源は「用心深い」(古ギリシャ語)や「油断のない」(ギリシャ語)から派生したギリシャ語名グレゴリオス(Gregorios)


英名グレゴリーを経て短縮形グレッグ(Greg)となり、グレッグから父称形グリッグス(Griggs)になった


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