2020年12月11日金曜日

Cyberpunk2077 ファーストインプレッション(PC)

環境

CPU: i5 10400F

GPU: Nvidia RTX 3060ti

RAM: 16GB DDR4 3200MHZ

SSD: Crucial 512GB(SATA)


FHD60fps 高画質RTウルトラ

重い場面では50程度まで落ち込む


もし3060tiと3070を迷っているのならば3070を勧める(充分だろうと軽い気持ちで3060tiを購入したもののやや後悔中)



PC版

さて、PS4版をPS5でプレイした時の印象は前回の記事で述べた


そこでは、かなりというかほとんどの部分が否定的な評価であったが、それがPC版ではどのように変わったのかを簡単に書いておきたい


まずPS4版のネガティブ要素として挙げたのが以下である


  • 3D酔い
  • 操作性
  • UI
  • 戦闘
  • 世界観


このうち、3D酔い、操作性、世界観についてはPC版で印象が一新された



3D酔い

PS4版をPS5で起動すると60fpsでプレイできる。確かにフレームレートの著しい低下は感じられなかった(ごく一部を除き)


しかしやや違和感のある60fpsであり、そのあたりがPC版の60fpsとは異なっているようである


簡潔に言うと、PC版は何時間プレイしようとも酔わなかった



操作性

PC版を基本として作られたからなのか、PC版での操作はそれほどイライラすることはなかった


アイテムを拾う時などもPS5の時よりも反応する範囲が広かったように思える


簡潔に言うと、一般的なFPSのように遊べる



世界観

前回の記事では「作り物の街」と評したが、PC版のそれはまさしくサイバーパンク的な世界を彷彿とさせるものであった


個人的にグラフィックにこだわりはない方だが、ここまで違うのかと驚かされた


まるで違う世界にいるような印象すら受ける


神は細部に宿るというように、細かなディティールが積み重なって世界は作られるのだということを再認識させられた



UI

改善されたことは確かだが、PC版でも使いにくいというのがUIである


マウスを俊敏に動かせる分だけストレスは軽減されたものの、根本的にUIは使いにくい


例えば装備している武器とインベントリ内にある武器を比較しようとした場合などである


詳細情報が表示されるツールチップの位置が固定されず、一瞬どちらが装備済みのアイテムなのか分からなくなることがある


ハクスラ要素があり膨大なアイテムを比較しなければならない本作において、これは致命的ともいえる仕様である


とはいえ、このあたりはMODでも改善できる部分であるのでそのうち直るであろうと思う



戦闘

マウス操作によりヘッドショットを狙いやすくなり、また監視カメラのような小さなデバイスにも即座にフォーカスできるなど、全体的な操作感は向上した


ただ基本的には強い武器防具を揃えごり押ししていくのが、もっとも簡単というRPG的なゲームなので限界はある(高望みしても仕方の無い部分であるが)



総評

操作感の劣悪さ、世界の希薄さ、プレイのしにくさ(3D酔いなど)が改善されたPC版は別のゲームとさえ言える


とはいえ、個人的にはPS4版が悪いというよりも、PS4版をPS5でプレイしたために、違和感のあるプレイ感になったような気もしている


PS4版をPS4(pro)でプレイしたのならば、筆者の抱いたような不満点はなかったのかもしれない

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