1つのコアクリスタルの中に2つの名前(自我)が宿ったのが「ホムラ/ヒカリ」であるとするのならば、ファン・レ・ノルンは「コアクリスタルが2つに分割されることで2つの自我が芽生えた」ブレイドであるといえる
ファン・レ・ノルンは本来カスミという名でありラウラのブレイドであったが、聖杯大戦の後、マルベーニによるブレイドイーター手術によりコアクリスタルを分割されてしまった。その結果、カスミはマルベーニに喰われ、残りがファン・レ・ノルンというブレイドとして存在することとなったと思われる
ファン・レ・ノルンに関してはその外見がラウラと瓜二つとわざわざゲーム中に触れられている
カスミから言わせればそれは同じ姿なのだという
物語におけるこうした瓜二つ設定は必ず何らかのトリックやギミックとして利用されるのが通例である。放置したままというのはありえないレベルの設定なのだ
さて、上記の画像にあるとおりファン・レ・ノルンの瞳の色は黄色である
セピア色で分かりにくいが、ラウラもまた黄色の瞳のように見える
このラウラの顔を見て、誰かに似ていると感じたのは自分だけではないだろう
つんつん気味の髪質、黒い髪色、黄色の瞳、さらにどことなく東洋風の容貌・・・
そう、レックスである
作中レックスがファン・レ・ノルンに向ける眼差しについては、ニアがわざとらしいほどに触れていたが、その心情をレックスは明かすことはなかった
ただ想像でいわせてもらうのであれば、レックスは明らかにファン・レ・ノルンに憧憬を超えたものを感じていたように思えた
レックスの出自は作中では明らかにされていない
ただ、誰に似ているかといえば、アデルではなくラウラであろう
ちなみにアデルは瞳の色からして違う(わかりやすいように明度を上げた画像)
髪色はもちろんのこと、輪郭も異なるように見える
これらのことからレックスはアデルの血を引いていないと考えられる
では一体レックスとは何者でどこから来たのか?
この疑問に対する一応の答えは考察6の最後に載せている
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