古竜戦役
古竜戦役の端緒となったのは大古竜グランサクスの襲来である
グランサクスの雷
大古竜グランサクスの得物から削り出した槍
「伝説の武器」のひとつ
大古竜の襲来は、ローデイルの城壁が破れた
歴史上唯一の事例であり
続く古竜たちとの戦いの端緒でもあった
グランサクスの襲来後、ローデイルは古竜たちとの戦争に突入する
黄金の雷防護
大古竜グランサクスの襲来と
後に続く古竜戦役を戦い抜いた
黄金の騎士たちが用いたもの
黄金のゴッドウィンは、この戦いの英雄として史上に現われる
古竜戦役最後の地
黄金のゴッドウィン勇戦し
古竜フォルサクスを友とす(アルター高原の剣の碑)
フォルサクスは古竜戦役において、最も強き岩の名をもつ古竜であった
フォルサクスの雷槍
古竜フォルサクスの力を振るう祈祷
赤き双雷は、古竜戦役において
最も強き岩の名を持つ古竜の、象徴であった
ゴッドウィンは古竜フォルサクスに打ち勝ち、友としたという。そしてそれが王都古竜信仰のはじまりとなった
雷の槍
かつて、黄金のゴッドウィンは
古竜フォルサクスに打ち勝ち、友とした
王都古竜信仰のはじまりである
竜信仰の祈祷書
王都古竜信仰の祈祷書
それは、古竜戦役の後に始まった
騎士たちの信仰である
古竜信仰はその聖印や雷が金色であるが故に、黄金樹への裏切りではないという
さざれ石の聖印
古竜の鱗とされる、さざれ石の聖印
王都古竜信仰の祈祷を強化する
古竜信仰は、黄金樹への裏切りではない
この聖印も雷も、すべて金色なのだから
古竜の友
古竜を友としたゴッドウィンは黄金の雷を振るったとされる
死の雷撃
それは、古竜を友としたゴッドウィンが
振るったとされる、黄金の雷である
雷は竜に愛される者だけが、その身に纏うことができるとされる
竜雷の加護
王都古竜信仰の祈祷のひとつ
その高位とされるもの
竜に愛される者だけが
雷を、その身に纏うことができる
フォルサクスの姉であるランサクスは人の姿に化け、古竜信仰の司祭として騎士たちと交わったとされる
ランサクスの薙刀
古竜ランサクスの力を振るう祈祷
ランサクスはフォルサクスの姉であり
人の姿に化け、古竜信仰の司祭として
騎士たちと交わったという
そのランサクスに最も愛された騎士が、円卓の騎士ヴァイクであった
ヴァイクの竜雷
円卓の騎士、ヴァイクの祈祷
竜槍の二つ名でも呼ばれたヴァイクは
ランサクスが、最も愛した騎士であった
古竜
古竜は黄金樹なき先史時代の主であった
竜印の大盾のタリスマン
黄金樹なき先史時代の主たる古竜は
王を守る、巌の壁であったという
故に竜姿は、あらゆる護りの象徴である
その時代、エルデの王であったのが竜王プラキドサクスであった
竜王の追憶
黄金樹に刻まれた
竜王プラキドサクスの追憶
時の狭間、嵐の中心に座す竜王は
黄金樹の前史、エルデの王であったという
だが神は去り、王は帰還を待ち続けていた
時の狭間に座す古竜の王の鱗は時を歪めており、神殺しの武器を鍛えることができる
古竜岩の鍛石
黄金のさざれ石を磨き上げた鍛石
それは、古竜の王の鱗であり
ファルム・アズラの秘宝である
古竜の王は、時の狭間に座すという
この石もまた、僅かに時を歪めており
故にこそ、神殺しの武器を鍛える
ファルム・アズラは古竜を祀る巨大な霊廟である
アズラの獣人の遺灰
ゆっくりと、空に崩れゆく遺跡
ファルム・アズラの獣人たちの霊体
それは、古竜を祀る巨大な霊廟であり
選ばれた獣人の武器は雷を帯びている
岩の肌をもつ古竜の民は短命だという
竜顔
岩の肌を持つ者たちの外見
古竜の民は、大抵は短命である
竜
竜は古竜より生じたとき、岩のウロコを失った
竜傷脂
竜は、古竜より生じたとき、岩のウロコを失った
それこそが、竜に致命の傷を与えるという
竜の末裔は永遠ではない
竜王の岩剣
原初の雷を宿したさざれ石の刺剣
追憶から得られた、竜王の力の片鱗
永遠なき、卑小な竜の末裔たちに
高い威力を発揮する
大古竜の襲来の後、ツリーガードは竜になることを求めた
異形の竜兜
大古竜の襲来の後、彼らは悟った
黄金樹を護り続けたいのなら
自らが、竜になる他ないのだと
陰謀の夜
黄金のゴッドウィンの運命が急転したのが陰謀の夜である
何者かが死のルーンの一部を盗み、それをもってゴッドウィンを弑したのである
古い黄金樹の盛期、まだエルデンリングが砕ける前
何者かが、黒き剣のマリケスから死のルーンの欠片を盗み
冷たい夜に、黄金のゴッドウィンを弑したのです
それは、歴史上はじめてのデミゴッドの死であり
エルデンリングが砕け、破砕戦争が起こる、その切欠になったと言われています(ロジェール)
黒き刃
かつて、黒き刃の陰謀の夜に
黄金のゴッドウィンを殺した刺客たちの短刀
黄金のゴッドウィンを暗殺したのは黒き刃と呼ばれる刺客たちであった
黒き刃、ティシー
「伝説の遺灰」のひとつ
黒き刃、ティシーの霊体を召喚する
陰謀の夜、黒き刃に死のルーンを宿し
黄金のゴッドウィンを殺した暗殺者の一人
ティシーは、黒き刃の長アレクトーの娘であり
王都からの逃亡時、母を守り命を落としている
黒き刃たちは永遠の都の末裔であり、女性ばかりの一団であったとされる
そして彼女たちの武器、黒き刃には儀式により死のルーンの力が宿っていたという
以前お話した、黒き刃の陰謀の夜
その実行犯は、永遠の都の末裔たる、暗殺者だと言われています
姿隠しの衣を纏い、銀の鎧に身を包んだ、女性ばかりの一団であったと
そして彼女たちの武器、黒き刃には、儀式により死のルーンの力が宿っていたと(ロジェール)
また一説には、黒き刃たちはマリカに近しい稀人であったという
黒き刃のフード
黒き刃の刺客たちのフード
陰謀の夜の実行犯たる刺客たちは
すべて女性であり、一説には
マリカに近しい稀人であったという
稀人とは、かつて狭間の外からやってきたという女王マリカの同族であるという
稀人のルーン
稀人は、かつて狭間の外からやってきた
女王マリカの同族であるという
稀人は異界の民であり、その末裔は長命であるが、産まれる者はごく少ない
稀人顔
異界の民の末裔とされる、稀人の外見
皆長命であるが、産まれる者はごく少ない
月の王女ラニ
ロジェールの調査によれば、陰謀の夜の主犯は月の王女ラニである
調べは終わりました。この刻印はお返しします
…それに儀式の主、つまり陰謀の夜の主犯も、見当がつきましたよ
月の王女ラニ。王配ラダゴンと最初の妻レナラの、子供たちのひとり
将軍ラダーン、法務官ライカードの兄妹たるデミゴッド
刻印には、彼女の名が隠されていたのです(ロジェール)
ラニが陰謀の夜の主犯ならば、彼女の身体には運命の死の呪痕が刻まれているという
月の王女ラニが、陰謀の夜の主犯ならば
彼女の身体には、運命の死の呪痕が刻まれているはずです(ロジェール)
陰謀の夜の主犯であることをラニは認める。しかし彼女は生来の身体を殺しており、呪痕はそちらに刻まれているという
…なるほど、よく調べたものだ
確かに、私は魔女ラニ
死のルーンの一部を盗み、儀式により、それを神殺しの黒き刃となした
すべて私が、やったことだ
…だが、お望みの呪痕は、ここにはない
私は、生来の身体を殺し、棄てていてな
呪痕もそちらに刻まれていよう
死王子
死の呪痕によりデミゴッド最初の死者は二人であること、またラニは肉体だけの最初の死者であり、死王子は魂だけの最初の死者であることが明らかになる
死の呪痕
月の王女ラニの、棄てた肉体に刻まれた呪痕
百足傷の欠環とも呼ばれる
呪痕は、デミゴッド最初の死に刻まれ
円環を為すはずである
だが、デミゴッド最初の死者は二人あり
呪痕は2つの欠環となった
ラニは、肉体だけの最初の死者であり
故に死王子は、魂だけの最初の死者なのだ
魂だけの最初の死者、死王子とはゴッドウィンのことである
死王子の瘡
その顔の主は、死王子であるという
彼は、かつてゴッドウィンと呼ばれ
デミゴッド最初の死者として、王都の地下深く
黄金樹の根本に埋葬されたという
魂だけを殺されたゴッドウィンは正しく死ぬことができなかった
黄金の墓標
デミゴッド最初の死者たる
黄金のゴッドウィンを弔う墓標剣
少年の静かな祈りが込められている
兄様、兄様、正しく死んで下さいな
かつて黄金の貴公子と呼ばれたゴッドウィンは王都の地下深く、黄金樹の根本に埋葬された
死王子の瘡
その顔の主は、死王子であるという
彼は、かつてゴッドウィンと呼ばれ
デミゴッド最初の死者として、王都の地下深く
黄金樹の根本に埋葬されたという
ゴッドウィンが死王子になった後、フォルサクスは友の内で戦い続けたという
死竜の追憶
黄金樹に刻まれた
死竜フォルサクスの追憶
黄金のゴッドウィンが死王子となった後
古竜は、その友の内で死と戦い続けた
その戦いに勝利はなく、ただ蝕みだけがあった
ソールの城砦には、蝕まれ色を失くした太陽を象った宝剣が所蔵されていた
蝕のショーテル
ソールの城砦に所蔵される宝剣
蝕まれ、色を失くした太陽を象ったもの
「伝説の武器」のひとつ
ソールでは、それは絶望的畏敬の対象である
人は、大いなる恐れから、目を背けることができない
専用戦技「死のフレア」
色を失くした太陽に、死王子の炎を宿す戦技
それは、死の状態異常効果を持つ
追加入力で斬り下ろし、炎を爆発させる
また死王子の一部である汚れた琥珀を埋め込んだ杖が作られている
死王子の杖
汚れた琥珀が埋め込まれた杖
それは、死王子の一部であるといい
死の魔術を強化する
学院の認めない、異端の魔術杖のひとつであり
知力だけでなく、信仰でも魔術の威力を高める
ラニとゴッドウィンの欠環を揃えることで、ゴッドウィンはあるべき最初の死者となり、再びの偉大な生を得るという
…やっと、取り戻せました
貴い方が、奪われた聖痕を(死衾の乙女、フィア)
→「死の呪痕」渡す
これは…、もうひとつの聖痕…
どうして、貴方が…
…ああ、ありがとうございます
これでゴッドウィンは、あるべき最初の死者となり
きっと再びの、偉大な生を得るでしょう(死衾の乙女、フィア)
フィアはゴッドウィンと同衾し、子であるルーンを宿すという
…私はもうすぐ、ゴッドウィンと同衾します
そして子を、ルーンを宿すでしょう(死衾の乙女、フィア)
それはエルデンリングを修復するルーンであり、死に生きる理を律の一部とするものである
死王子の修復ルーン
死衾の乙女、フィアが宿したルーン
エルデの王が、壊れかけのエルデンリングを掲げる時
その修復に使用できる
それは、2つの欠環が合わさった聖痕であり
死に生きる理を、律の一部とするものである
黄金律は、運命の死を取り除くことで始まった
ならば新しい律は、死の回帰となるであろう
死の根
一方、死のルーンはデミゴッド最初の死となった後、地下の大樹根を通じて狭間の各地に現われ、死の根として芽吹く
死の根
死に生きる者たちを、生み出す源
東の果てにある獣の神殿では
獣の司祭が、これを集め喰らっている
陰謀の夜、盗まれた死のルーンは
デミゴッド最初の死となった後
地下の大樹根を通じて、狭間の各地に現れ
死の根として芽吹いたのだ
死の根に触れた者は死に生きる者となった
民兵スケルトンの遺灰
止めを刺されない限り
何度でも甦る、死に生きる者たちの霊体
死の根に触れた者たちの穢れた末路
山賊スケルトンの遺灰
止めを刺されない限り、何度でも甦る霊体
陰謀の夜の後、狭間の各地に死の根が現れ
死に生きる者たちが生まれたのだ
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