はじめに
「狭間の地をふりかえる」という動画シリーズの補完的な記事
当初は動画内で完結させるつもりだったのだが、諸事情により動画とブログに情報を分けることにした
具体的には動画のNPCの話の要約と、ルートマップを廃止した
話の要約については、要約することで解釈が固定化されてしまうことを危惧したものであり、個別の考察として分離することにした(前回の「古い主」など)
ルートマップは画面に表示していたミニマップ的なアレである
これを表示させ続けることは、エルデンリング的なオープンフィールドの魅力を損なうと判断した
※エルデンリングの画面に一般的なオープンワールドゲーのUIを合成した画像があったが、それと同じような違和感を覚えた
リムグレイブ
第1回で辿ったルートは以下である
NPCイベントをこなしつつ途上でアイテムやルーンを拾い、ほぼ戦わずに猟犬の長牙を+2まで強化するルートである
トレント入手後、狭間の地をくまなく巡れば猟犬の長牙を+6や9に強化することも、聖杯瓶をさらに強化することも可能であろう(※+9にするのはバージョンアップ後は条件が厳しいか)
しかしあえて、そのルートは選ばなかった
なぜならばあまり強くしすぎると消化試合になってしまうからである(少しずつ強くなっていくのが楽しい)
また猟犬の長牙を選んだのはNPCイベントで簡単に取得できて強いからである(ただし使用するのはリムグレイブ攻略のみ)
レベル上げや強化、買い物のためのルーンはほぼ墓地で拾ったもの
中盤~終盤はともかく序盤は墓地に落ちているルーンは貴重かつ有用であり、ファーストプレイ時も墓地を見つけると嬉しくなったのを思い出す
猟犬の長牙を+2まで強化した後、王家のスクロールを拾って宿場跡に向かう。セレンから魔法を取得することで、わずかばかり魔法剣士としての体裁を保つためである
魔術師ルートならばケイリッドに向かい、隕石の杖と岩石弾を拾うのが定石であろうと思う
拾いに行くだけならばNPCイベントに影響はないし、実際、嵐の丘攻略のついでに遠征してもよかったのだが、上述した理由であえてそのルートは選ばなかった
嵐の丘
動画第2回は「嵐の丘・ハイト砦」の攻略
祝福「関門前」からスタートし、NPCイベントをこなしつつ円卓に至り、最後はハイト砦の攻略とケネス・ハイトのイベントで終わりである
猟犬の長牙+2があればリムグレイブの敵は難なく倒せる
遠矢のタリスマンは必要ないので時間短縮のために拾いにいかなかったが、ゴドリック兵の遺灰も含めて拾いにいってもよかったかもしれない
筋力瘤の結晶雫や黄金樹に誓って(戦技)はボス戦で非常に有用である
また獣紋のヒーターシールドは物理100%カットなので最初の中盾として使うには充分な性能をしている
ランスは大槍カテゴリで唯一戦技を変更可能な武器
この動画で最も尺を採ったのがケネス・ハイトの会話である
最初に依頼を受ける時点で話が長く、落下遺跡→ハイト砦→落下遺跡→ハイト砦と何度も移動させられた挙げ句、報酬は黄銅の短刀である(珍しい性能をしているが信仰キャラ向け)
アギール湖・竜餐教会・曇り側
第3回の動画は、ユラとの出会いを発端にしたアギールと竜餐教会のイベントと、パッチのイベントである
この回で重要なのは海岸の放浪商人からショートボウを購入したことと、パッチからマルギットの拘束具と宣教師の製法書【2】を購入したことであろう
(アギールや亜人の親分などははっきり言ってどうでも良い)
過去作で聖職者嫌いを公言してきたパッチのことなので恐らく宣教師を突き落として奪い取ったものであろう
宣教師の製法書【2】は鳥脚の黄金漬けを作れるようになるので、一周目だと非常に有用
マルギットの拘束具はマルギットを倒すだけならば必須というわけではないが、ダンジョンのギミックを起動させるのに非常に便利である
ショートボウは装備条件が緩い弓というのと、馬上で動きながら撃てるというのが大きいかもしれない
最も苦戦したのは血の指のネリウスである。これは戦闘というよりも、ユラがなかなか助けに来てくれなくて困った
ようやく助けに来てくれても、ユラの出現位置に近付き過ぎると今度はネリウスが帰ってしまう
どうやら曇り川の上流から来た場合と、下流から来た場合でユラの出現位置が異なるようである
コツとしてはネリウスを通り抜けて、上流から来たのなら下流側へ、下流から来たのなら上流側へ移動すると、スムーズにユラが助けに来てくれやすい
パッチの転送罠も含めて、このあたりのイベントは手が込んでいる反面やや面倒である
ストーリー重視
さて、プレイ時間のかなりの割合をNPCとの会話が占めている
これは最初のエリアであるリムグレイブがさまざまな点で密度が高く作られているからであろう
またプレイ方針が「ストーリー重視」であること、それゆえにストーリーとの関与の薄い小規模ダンジョンをほぼ攻略しないことが理由である
この「ストーリー重視」という言葉も失敗だったかなと思っている
私見であるが、エルデンリングにおけるストーリーとは、プレイヤーがキャラクターを操作したことの総体と思っているからである
簡単にいうと、キャラクターが辿った道、戦った敵、死んだ場所、それらすべてがエルデンリングのストーリーである
つまるところプレイヤーの数だけストーリーがあることになる
これと比較して「王となれ」や「エルデンリングの修復を目指す褪せ人」といったゲーム側に用意されたストーリーは、はっきり言ってしまえば、バックグラウンドストーリーである
よくエルデンリングをクリアしたけれどストーリーが分からなかったという意見を目にする
しかし、プレイヤーが操作したキャラクターの行動すべてがストーリーであり、またそれこそがメインストーリーなのだから、ストーリーはしっかりと理解しているはずである
よって動画の方針である「ストーリー重視」という言葉は適切ではない(と今は思っている)
蛇足
当初の想定では、動画1本ごとにルートマップとストーリー+考察という構に成する予定だった
しかしながら動画1本の時点で文字数が1万字を超えてしまったので、ストーリーはお蔵入りしてルートマップのみに削減。長文となる考察は完全に分離した(ストーリーはプレイ日記みたいな奴である)
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