血の医療者(Blood Minister)とはオープニングムービーに登場する車椅子の老人のことである
正式な日本名はつけられておらず「Blood Minister」という英語名だけが判明している
直訳すると血液大臣とか血液公使とかになるが、ゲールマンとの会話のなかでBlood Ministersが「血の医療者たち」と訳されていることから、こう呼ぶ。
The Healing Church, and the Blood Ministers who belong to it... 医療教会、今やそう呼ばれる血の医療者たちは
Were once guardians of the hunters, in the times of the hunter... Ludwig. 古い狩人、ルドウイーク以来、狩人の庇護者でもあり
They worked, and forged weapons, in their unique workshop. 独自の工房を持ち、武器を作った
Today, most ministers don't recall the hunters. …彼らの多くは、もはや狩人を忘れているようだが
But they have much to offer you. それでも、それは狩人の役に立つものだ
And so, heed the message of your forebears. だから君にも、先人たちの遺言を伝えておこう
Ascend to Oedon Chapel. 「オドン教会を上りたまえ」
From there, you will find the church workshop. …その先に、教会の工房があるはずだ
複数形であることから分かるように、彼らはある一定の勢力を誇る組織である
オープニングで主人公に血の医療を施した個体は諸説あるが、一説には狩人の悪夢(DLC)内に確認できるという
※ヨセフカの診療所の罹患者の獣に喰われている犠牲者、あるいはヤーナムで確認できる車椅子の老人たちとは、衣装や目の状態が異なる
この血の医療者には未使用会話データが多くありその一部が次の会話である
Welcome, weary traveler. To the great city of Yharnam. …異邦人よ。遠方から、古都ヤーナムにようこそ
The troubles you must have seen. 話は、よくわかった
Your homeland, plagued by a sickness that spares few. 君の故郷は、病が蔓延り、皆ひどく苦しんでいる
You suffer. Your loved ones suffer. It's like a curse. 君も、君の大事な人も。まるで呪いのように
But there is hope for you yet.
だが、君は正しく、そして幸運だ
The blood used in ministration, the trade of Yharnam, is a special thing indeed...
まさにヤーナムの血の医療、この特別な血液だけが
The only thing that can cure your sickness... ずっと君たちを苦しめた、その病を癒すのだから
Well then, let's draw you up a contract. さあ、では早速、誓約書を作成しようじゃあないか…
会話から主人公の境遇がかなり詳細に理解できる
故郷に病がはびこり、主人公も主人公の大事な人もその病に苦しんでいる
そのため主人公は病を癒やすためにヤーナムにやって来たのである
ヤーナムの血の医療、その特別な血液を求めて
また次の会話は、血の医療を受け入れた後に再会するルートがあったことをうかがわせるものである
Yes, yes, see? Woken up with something of a nightmare, have you?
やはり、私の見立て通りだったね。君は悪夢にいるのだろう?
殺害時のセリフからも主人公が悪夢にいることがわかる
My death matters not... 私を殺しても、どうにもならんよ…
It's your nightmare, after all... 君はもう、悪夢にいるのだから…
そしておそらく最後に交わす通常会話が以下のものである
Oh, but I've nothing more to tell. ああ、もう何も言えないよ
I only show the way, and the way has been shown. 私はただの案内、役目は終わったんだ
Now... it's in your hands. あとは…君に望むだけさ
Until the dank, sweet mud takes us all... 今度こそ、暗く優しい泥濘が、等しく我らにもたらされますように
Upon the awakening of Ebrietas... エーブリエタースの目覚めを
暗く優しい泥濘=「エーブリエタースの目覚め」と受け取ることも出来るし、暗く優しい泥濘の後にエーブリエタースの目覚めが訪れる、ともとれる
しかしながら血の医療者がエーブリエタースの名を口にすることはかなり重要だと思われる
※ただしあくまでもこれは未使用データである。即座に鵜呑みにするのはややためらわれる
蛇足
当初は考察と題する予定だったのだが、内容が各種wikiの情報を集めたものであり、その多くが周知の情報でもあるために、個人的な「手記」とした今現在「ブラッドボーンを学び直す」という動画を作っているが、これは謙遜や冗談のつもりはなく、本当にほとんど忘れてしまっているので1から学び直すための動画である
であるので、ブラッドボーン全体を統括した大きな考察などはまだ不可能である。いま出来るのは既知の情報を個人的に整理し直すことぐらいである
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