ひとまずチャプター2のボス、シースパイダーを倒したので、このへんでAC6のファースト・インプレッションを書きたいと思う
筆者のAC歴はゼロに近い。過去に何作かプレイしたことがあるものの、ほとんど記憶に残っていない
かろうじて左右にふらふらしながらKARASAWAを打ち続けてクリアしたことだけは覚えている(当然、面白くなかった)
SEKIRO? ソウルライク?
発売前、AC6のシステムが明らかになるにつれ、これはSEKIRO+ロボゲーなのではないか、という印象を抱いた人が多かったようだ
しかし実際にプレイしてみると、これはSEKIROでもソウルライクでもなく、ブラッドボーンの系譜にあるように思える
確かにスタッガーとSEKIROの体幹システムはほぼ同一である。しかしながら、SEKIROの体幹システムが「弾き」を前提としているのに対し、スタッガーは攻撃によって発生する
AC6における防御系のシステムは、わずかに「シールド」が用意されているのみである(システム理解度が低いので、もしかすると重要になるかもしれないが)
要するにAC6では「防御」ではなく、「回避」に重点が置かれていると思われる
敵の攻撃を回避して攻撃を叩き込む。その結果としてスタッガーが発生し、戦闘を有利に進めることができる
この回避→攻撃→スタッガー→攻撃というサイクルは、SEKIROというよりも、高性能なステップを持っていたブラッドボーンの狩人の戦闘スタイルに近い
ボス戦
また実際にボス戦ではブラッドボーンの戦法が有効なように思える
例えばAC6のボス戦は、遠距離、中距離を保つよりも積極的にボスに接近して戦う方が戦いやすい
これは特にシースパイダー戦において顕著であり、下手に距離を取って戦うと凄まじい弾幕によって瞬殺されてしまう
むしろ弾幕を掻い潜って近接戦を仕掛けることで敵の攻撃は勝手に外れてくれるし、スタッガーもとりやすくなる
動画を見て貰えればわかると思うが、ダメージソースの多くはパイルバンカーである
後半戦になるとやや近付きにくくなるものの、上昇して近接攻撃を叩き込むことでやはり大きなダメージを与えられる
また初期武器ブレードはホーミングがかなり強力で、攻撃を発動させることで敵の攻撃を回避しながら攻撃することも可能となる
ちなみに両ボス戦とも、近接時の回避は適当である。ボスの動きを見て回避というレベルにすら至っておらず、適当にQB(クイックブースト)ボタンを押しているだけである
ボスに恐れることなく接近し、回避し、近接攻撃を叩き込む。これはブラッドボーンにおいて最も有効な戦法であり、作品特有の死闘感を演出する大きな要因ともなっている
とはいえ序盤の2体のボスを倒しただけなので後半戦にこれが通用するかは不明である
また衝撃度(スタッガーゲージを貯める度合い)の低い武器は不遇である。雑魚戦で便利なような気もするが、ミサイルやグレネードでまとめて倒してしまえる(レーザーライフルは弾速が速いので愛用してるが)
まとめ
AC6の戦闘の評価は、プレイヤーの戦闘スタイルによって大きく左右されるように思う
重火器を装備したロボット同士の銃撃戦を望むのであれば、ボスの攻撃に苦労するかもしれない(攻撃面ではバズーカなどスタッガーの取りやすい武器が揃ってるので不安はない)
敵の弾幕を掻い潜りながら、とにかく最大火力を敵に叩き込むスタイルに近いのであれば、死闘感を味わえるかもしれない
どのようなスタイルであれ、「とにかく攻撃してスタッガー」が有効なように思える
攻めに対しての報酬が手厚いですね。
返信削除最初のヘリボスが実質ガスコインで「このゲームはアサルトブーストで距離詰めて斬りまくれ」って教えてくれている気がします。
実はダークソウルに影響を受けているコーエーテクモの仁王のシステムにより近かったりします、仁王も攻めによって敵の体制を崩しそこに技を叩き込むことで大ダメージが出せるゲーム性になっており、更に仁王2ではカウンターを取ることで大きく有利になるため怯えずに前に出ることが大事という点でも酷似しています、フロムに影響を受けてコエテクが仁王を作り、フロムもまた仁王から影響を受けたということなのでしょう。
返信削除