MacDonnellのMacは「~の息子」という意味を持つ。
つまりマクダネルは「ダネルの息子」を表す名前。
死斑の呪術師ダネルが大主教マクダネルの父親だとすると、
アリアンデル→DS3の世界という時系列になるか。
次の絵画世界は「優しくて暗い世界」、つまり「深み」あるいは「深海」
エルドリッジ、サリヴァーンに関連する世界ではないか。
そこがDLC第二弾の舞台なのかもしれない。
あるいはエルドリッジが見た「深海」とは絵のことだったのではないか
2016年10月27日木曜日
2016年5月7日土曜日
小ネタいろいろ
ハベルについて
著:梅田 修『ヨーロッパ人名語源事典』(大修館書店)によれば、
ガリア戦記で有名な「ガリア」 とは「ケルト人の地」を意味する言葉。
「ケルト人」を意味する英語名はガル(Gall)
このガルがチェコ語に変化するとハベル(Havel、Habel)になる。
つまりデモンズソウルの「ガル・ヴィンランド」は「ハベル」と同じ意味の名を持つキャラクター
英雄グンダについて
「グンダ」という名前そのものの元ネタはたどれなかった
ただし 『ヨーロッパ人名語源事典』に、ブルグントの英雄グンテルという名が出てくる
『ニーベルンゲンの歌』において伝説の英雄グンテルは、クリエムヒルトの兄として登場。非業の死を遂げるという
結晶の娘クリエムヒルトとの関係はわからない。
無縁墓地の英雄グンダと戦う直前にクリエムヒルトが侵入してくるのは、兄妹だからだろうか
グンテルの語源をたどると、オーディンの槍グングニルのGung-と同系の言葉らしい
ソウルシリーズは『ニーベルンゲンの歌』からの名前がいくつかあるようだ
ジークマイヤーとジークリンデなど
著:梅田 修『ヨーロッパ人名語源事典』(大修館書店)によれば、
ガリア戦記で有名な「ガリア」 とは「ケルト人の地」を意味する言葉。
「ケルト人」を意味する英語名はガル(Gall)
このガルがチェコ語に変化するとハベル(Havel、Habel)になる。
つまりデモンズソウルの「ガル・ヴィンランド」は「ハベル」と同じ意味の名を持つキャラクター
英雄グンダについて
「グンダ」という名前そのものの元ネタはたどれなかった
ただし 『ヨーロッパ人名語源事典』に、ブルグントの英雄グンテルという名が出てくる
『ニーベルンゲンの歌』において伝説の英雄グンテルは、クリエムヒルトの兄として登場。非業の死を遂げるという
結晶の娘クリエムヒルトとの関係はわからない。
無縁墓地の英雄グンダと戦う直前にクリエムヒルトが侵入してくるのは、兄妹だからだろうか
グンテルの語源をたどると、オーディンの槍グングニルのGung-と同系の言葉らしい
ソウルシリーズは『ニーベルンゲンの歌』からの名前がいくつかあるようだ
ジークマイヤーとジークリンデなど
ブラッドボーン
ヨセフカ
変わった名前ですね
著:梅田 修『ヨーロッパ人名語源事典』(大修館書店)の巻末には
『10言語対照表』というリストがありまして、チェコ語の欄にヨセフカが載っています。
では、チェコ語の欄にほかにどんな名前が載っているか見てみましょう
「アデーラ、エミーリエ、ユリエ、アルフレード、カレル、イジー、ルドウイーク、ミコラーシュ、ウィーレム」
ブラッドボーンをプレイした人にはおなじみの名前があるかと思います。とくに「ルドウイーク」は普通「ルドウィーク」と「ィ」にしてしまいがちですが、この本にはきちんと「イ」で記されています。
ミコラーシュはニコラスの、ウィーレムはヴィルヘルム の、ルドウイークはルートヴィッヒのチェコ語バージョンのようです
ちなみにローゲリウスはハンガリー語として記載されています。
変わった名前ですね
著:梅田 修『ヨーロッパ人名語源事典』(大修館書店)の巻末には
『10言語対照表』というリストがありまして、チェコ語の欄にヨセフカが載っています。
では、チェコ語の欄にほかにどんな名前が載っているか見てみましょう
「アデーラ、エミーリエ、ユリエ、アルフレード、カレル、イジー、ルドウイーク、ミコラーシュ、ウィーレム」
ブラッドボーンをプレイした人にはおなじみの名前があるかと思います。とくに「ルドウイーク」は普通「ルドウィーク」と「ィ」にしてしまいがちですが、この本にはきちんと「イ」で記されています。
ミコラーシュはニコラスの、ウィーレムはヴィルヘルム の、ルドウイークはルートヴィッヒのチェコ語バージョンのようです
ちなみにローゲリウスはハンガリー語として記載されています。
偶然の一致
著:梅田 修『ヨーロッパ人名語源事典』(大修館書店)より
331ページに『本文で取り上げなかった名前の語源解説』 というリストがあります。
3ページにわたって31の名前とその簡単な語源が羅列してあるのですが、にやりとさせられる名前がいくつかあります
以下にやりとする名前の抜粋
「ビアトリス、バーニス、ドリス、エンマ、イーヴリン(アヴェリン)、ヘイゼル、ロレッタ、ミルドレッド、プリシラ、チェスター、ホレイス、ジェレマイア、ロイ」
13個、半分近くがソウルシリーズに登場してます
単なる偶然かもしれませんね。
私自身、偶然だろと突っ込まれたら、偶然でしょうと答えます。
残りの名前がDLCや次作で出るかも
「ビヴァリー、セシリア、フィリス、ジュネヴィーヴ、ジョイス、ロイス、ノーマ、シャーリー、テリーサ、ヴィヴィアン、ガイ、ハーヴェイ、ジェッシー、モーリス、ルーファス、ラッセル、シドニー」
331ページに『本文で取り上げなかった名前の語源解説』 というリストがあります。
3ページにわたって31の名前とその簡単な語源が羅列してあるのですが、にやりとさせられる名前がいくつかあります
以下にやりとする名前の抜粋
「ビアトリス、バーニス、ドリス、エンマ、イーヴリン(アヴェリン)、ヘイゼル、ロレッタ、ミルドレッド、プリシラ、チェスター、ホレイス、ジェレマイア、ロイ」
13個、半分近くがソウルシリーズに登場してます
単なる偶然かもしれませんね。
私自身、偶然だろと突っ込まれたら、偶然でしょうと答えます。
残りの名前がDLCや次作で出るかも
「ビヴァリー、セシリア、フィリス、ジュネヴィーヴ、ジョイス、ロイス、ノーマ、シャーリー、テリーサ、ヴィヴィアン、ガイ、ハーヴェイ、ジェッシー、モーリス、ルーファス、ラッセル、シドニー」
グウィンという名前について
著:梅田 修『ヨーロッパ人名語源事典』(大修館書店)307ページより引用
「ケルト系の名前には,フラン(Flann : 明るい赤),ロイド(Lloyd : 灰色),サリヴァン(Sullivan : 黒い目),
ゴー(Gough : 赤),キアラン(Ciaran : 黒)のように色を表す名前が数多くある.
これらは肌,髪,目などの色の特徴を表す名前であることが多い.
しかし,白(gwyn)は特別で,それは神聖の象徴であり,ドルイド僧の色であり,王権の象徴でもあった.」
「ウェールズに多い女性名グウェンドレン(Gwendolen)のGwen-は
グィン(Gwyn)と同じものであり,-dolenは輪(ring)とか弓(bow)を意味する言葉である.
この名は月の女神に由来するものと考えられている.」
「アーサーは中世ラテン語ではアルトリウス(Artorius)である.」(『ヨーロッパ人名語源事典』(大修館書店)304ページ)
「アーサー王伝承群におけるグウィネヴィア(Guinevere)は,アーサー王の王妃で,
円卓の騎士たちの憧れの的であり,永遠の恋人である.」『ヨーロッパ人名語源事典』(大修館書店)306ページ)
考察スレにも投下しましたが、グィンという名の元ネタその他。
ブラッドボーンをプレイしているときにこの文章を見つけたのですが、元ネタがわかったところで、それが考察に役に立つかどうか、というのはまた別の問題で、そんなこんなでスレに書くにはいたらなかったものです。
DS3がソウルシリーズ最後ということもあり、まあいいかと投下したら、ちょっと荒れてしまったので、ほかのネタは自重しました
もうスレに書き込むことはないです
「ケルト系の名前には,フラン(Flann : 明るい赤),ロイド(Lloyd : 灰色),サリヴァン(Sullivan : 黒い目),
ゴー(Gough : 赤),キアラン(Ciaran : 黒)のように色を表す名前が数多くある.
これらは肌,髪,目などの色の特徴を表す名前であることが多い.
しかし,白(gwyn)は特別で,それは神聖の象徴であり,ドルイド僧の色であり,王権の象徴でもあった.」
「ウェールズに多い女性名グウェンドレン(Gwendolen)のGwen-は
グィン(Gwyn)と同じものであり,-dolenは輪(ring)とか弓(bow)を意味する言葉である.
この名は月の女神に由来するものと考えられている.」
「アーサーは中世ラテン語ではアルトリウス(Artorius)である.」(『ヨーロッパ人名語源事典』(大修館書店)304ページ)
「アーサー王伝承群におけるグウィネヴィア(Guinevere)は,アーサー王の王妃で,
円卓の騎士たちの憧れの的であり,永遠の恋人である.」『ヨーロッパ人名語源事典』(大修館書店)306ページ)
考察スレにも投下しましたが、グィンという名の元ネタその他。
ブラッドボーンをプレイしているときにこの文章を見つけたのですが、元ネタがわかったところで、それが考察に役に立つかどうか、というのはまた別の問題で、そんなこんなでスレに書くにはいたらなかったものです。
DS3がソウルシリーズ最後ということもあり、まあいいかと投下したら、ちょっと荒れてしまったので、ほかのネタは自重しました
もうスレに書き込むことはないです
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