2021年4月29日木曜日

名前の話2 女神フィナと無名の王の本名 追記:フィアノール

女神フィナ

グウィネヴィア(Guinevere)の古い形にGwenhwyvarがある


Gwenhwyvarはアイルランドの「Finnabair」に正確に対応する名前で、「Finn」は「白い、美しい、神聖な」を意味する


寵愛の兜

女神フィナの寵愛を表現した

「抱かれ」騎士ロートレクの兜


Finnabairは「白い霊」を意味する名であり、これはグウィネヴィアが幻(白霊?)であったことに対応する

2021年4月27日火曜日

Dark Souls シリーズ考察8 竜狩りの剣士

固い誓いには、太陽の長子とその筆頭騎士の他に、竜狩りの剣士がいたことが記されている


固い誓い

太陽の長子と、その筆頭騎士

そして竜狩りの剣士の物語は

最も勇壮な竜狩り譚であるという

2021年4月26日月曜日

Dark Souls シリーズ考察7 「竜狩り」オーンスタイン

竜狩りオーンスタイン

無名の王に関するもう一つの不可解な点として、無名の王撃破後のエリアオーンスタイン装備一式と、竜狩りの槍が落ちていることが挙げられる


しかもそれらは遺体にあるのではなく、ただぽつんと浮いた状態で置かれている


遺体はない

2021年4月25日日曜日

Dark Souls シリーズ考察6 太陽の長子 追記:戦神の木盾

 太陽の長子の物語は「雷の大槍」にあるように、未完である



雷の大槍

最古の王グウィンが太陽の槍で竜を狩り

やがてその任は長子の大槍に引き継がれる


親子二代の壮大な物語は、だが未完であるという



なぜならば太陽の長子愚行により追放され、すべての記録を抹消されたからである

2021年4月22日木曜日

名前の話1 マヌスとオドン

考察というほどのものではない名前に関するちょっとした小話


manus

マヌスという名の語源は、ラテン語で「手」を意味する「manus」という説が有力である


DS1のDLCに登場するマヌスの左手が肥大化していることがその根拠である

2021年4月13日火曜日

Dark Souls シリーズ考察5 Re:ダークソウル

 シリーズ考察2で考察したダークソウルを再び取り上げる。Reとあるのは、考察2への反論的考察だからである


2021年4月12日月曜日

Dark Souls シリーズ考察4 カリム

カリムは白教信仰の盛んな国である。しかしカリム公アルスターに代表されるような薄暗い側面もあわせもっている

2021年4月7日水曜日

Dark Souls シリーズ考察3 深淵

火継ぎの儀式

さて、暗い魂の血絵画世界を描くための顔料である


暗い魂の血

奴隷騎士ゲールの、虚ろに生じた暗い魂の血


アリアンデルの「お嬢様」が

絵画世界を描くための顔料となる


画を描くという行為はDS1の火継ぎの儀式の裏返しである

2021年4月5日月曜日

Dark Souls シリーズ考察2 ダークソウル 追記:王のソウル

※「血」と「王のソウル」は別作品の設定と融合しようとして失敗していたので削除した。代わりに「王のソウル」を追記した

火の封

のもつダークソウル由来のを王グウィンは恐れたという


王グウィンは、闇を恐れた

火の終わりを恐れ、闇の者たる人を恐れ

人の間から生まれるであろう、闇の王を恐れ

世界の断りを恐れた(闇撫でのカアス)

2021年4月4日日曜日

Dark Souls シリーズ考察1 不死 修正:ダークソウル全般

はじめに

本稿はダークソウルシリーズ全体を総括した考察である


そのためDS1からDS3までのテキストを引用している。割合としてはDS1が最も多く、3がそれに次ぎ、2は少数である