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2020年8月18日火曜日

Bloodborne 考察まとめ1 青ざめた血

 まとめという性質上、細部の考察については概略に留めるか過去の考察へのリンクを張る。過去の考察についてはあくまでも参考程度であり、考察や結論が変更されている場合もある

※なお「まとめ」に関しては随時修正・加筆する予定である


精霊

精霊とは上位者の先触れとして知られる軟体生物の総称である

精霊の抜け殻

上位者の先触れとして知られる軟体生物の抜け殻

軟体生物は多種存在し、医療教会は総じてこれを精霊と呼ぶ


特にまだ滑りを残した抜け殻は、また神秘の力も残しており

これを擦ることで、武器に神秘の力を纏わせる


精霊が神秘の力と繋がりがあることは「精霊の抜け殻」のテキストからも読み取れるが、精霊には人にもたらすモノがもう一つある


神秘の智慧である


神秘の智慧は啓蒙と呼ばれ、それは神に近い上位者の失われた叡智の断片とも言われる


上位者の叡智

上位者と呼ばれる諸々の存在

神に近い彼らの、失われた叡智の断片

使用により多く啓蒙を得る


かつてビルゲンワースのウィレームは喝破した

「我々は、思考の次元が低すぎる。もっと瞳が必要なのだ」


上位者の叡智のグラフィックには頭蓋骨から飛び出してくる「ナメクジ」のようなものが描かれている



ナメクジは周知の通り「見捨てられた上位者、エーブリエタース」の痕跡である


真珠ナメクジ

地下遺跡の各所に巣食う、奇妙な小生物たち

特にナメクジは、見捨てられた上位者の痕跡である


エーブリエタースの先触れ

上位者の先触れとして知られる軟体生物、精霊を媒介に

見捨てられた上位者、エーブリエタースの一部を召喚するもの


すなわち精霊は「神秘の力」をもたらすと同時に、「神秘の智慧」をもたらすのである。そしてここに言われる「神秘」とは、どちらも上位者に由来するものである


上位者の力(神秘の力)軟体生物として顕現し、上位者の叡智は霊的な精霊(啓蒙)として人に宿るのである


このことは、アデラインイベントを通して描かれている

そこで脳液は頭の中でになろうとする最初の蠢きであるとされ、アデラインは最後には苗床となるが、苗床はその身に精霊を住まわせる者のことである


脳液

そして脳液とは、頭の中で瞳になろうとする

その最初の蠢きであるという


「苗床」

この契約にある者は、空仰ぐ星輪の幹となり

「苗床」として内に精霊を住まわせる

精霊は導き、更なる発見をもたらすだろう


また別の脳液には啓蒙の本質が示唆されている


脳液

内なるものを自覚せず、失ってそれに気付く

滑稽だが、それは啓蒙の本質である

自らの血を舐め、その甘さに驚くように


頭の中の瞳を失ってそれに気付くことが啓蒙の本質である。その延長線上にあるのは精霊である


頭の中に精霊の卵が宿り、それが孵化することで啓蒙、つまり精霊という神秘の智慧を得られる、といった考察を過去にした(考察31「啓蒙」


つまるところ精霊とは「神秘」現世に出現した際の形態なのである

そして神秘とは上位者のほぼ同義語であるがゆえに、精霊は上位者の先触れと呼ばれるのである


精霊に寄生されることを「夜空の瞳」は祝福された、と表現している


夜空の瞳

精霊に祝福された軟らかな瞳

かつてビルゲンワースが見えた神秘の名残だが

終に何物も映すことはなかった


ビルゲンワースの見えた、ということは実験棟以前に精霊が宿った瞳である。それはつまり頭の中を水で満たす以外の方法でもたらされた精霊なのである


また精霊に祝福された、とあるが精霊の意志により祝福されたわけではない。精霊は上位者の先触れであり、その名の通り上位の者の付属物である


要するに精霊に祝福された、とはその本体である上位者に祝福されたことを意味するのである


まとめると上位者の祝福により世界や人にもたらされる神秘が「精霊」なのである



連盟員によれば、虫とは「人の淀みの根源」であるという


連盟の狩人が、狩りの成就に見出す百足の類い


連盟以外、誰の目にも見えぬそれは

汚物の内に隠れ蠢く、人の淀みの根源であるという


汚物と記されているがグラフィック的には赤い血から這い出てきてるように見える


この虫の正体やヤーナムに何を引き起こすかについては過去に考察している(「考察28 マダラスの双子とヴァルトール」)


端的に述べれば、この虫が人を獣化させる「獣血の主」である

が人の獣性を増大させ、獣化させる。そしてその虫は「血」に宿っているのである


また、この虫は上位者の呪いによってもたらされるものであり、トゥメルの女王ヤーナムの血に宿っていたものであり、それは現在は血族の血に宿っているものである


※女王ヤーナムや女王アンナリーゼはこの虫の本来の宿主であり、獣化することはない。またその毒性は本人の意志によって発現する


また、寄生虫や菌類は宿主が決まっているが、寄生虫等が本来の宿主以外の生物に入った場合、もともと宿主に大きな害を与えない寄生者であっても、宿主の免疫系などとの相互作用がうまくいかないため、宿主が重篤な病気を起こしたり死亡させたりする場合もある。 (Wikipedia)


※戦闘モードのヤーナムの血には劇毒が含まれるが、女王アンナリーゼの血には劇毒は含まれない。その血が毒性を発揮するためには、おそらく千景のような触媒が必要である(ヤーナムは手に持っているナイフ


まとめると、虫は上位者の呪いによって世界にもたらされるモノである



精霊と虫

つまるところ精霊と虫とは双方とも上位者によって世界にもたらされたモノである

精霊は祝福として、そして虫(獣性)は呪いとしてヤーナムに送られてきたのである

獣は呪い、呪いは軛(流浪の狩人、ヤマムラ)

すなわち精霊と虫とは対の関係にあり、この対立関係ゲームシステムにも反映されている


そのあたりをまとめたのが以下の図である



神秘の知恵を持つとされる古代トゥメル人。その女王ヤーナムの体内を流れる血には「虫(獣性)」寄生している


中央トゥメルの聖杯

なおトゥメルとは、地下遺跡を築いた古い種族の名であり

神秘の知恵を持った人ならぬ人々であったと言われている


つまり女王ヤーナムは神秘と獣性を統合した存在なのである


そしてヤーナムの女王含む特別な赤子を抱く者たちとは、神秘と獣性の両方を宿した者でなくてはならなかった。というのもそれによって誕生する上位者とは、純粋な神秘そのものが血によって受肉した存在だからである


我ら血によって人となり、人を超え、また人を失う(学長ウィレーム)


学長ウィレームのこの言葉は上位者にも当てはまるのである。なぜなら血はすべてを溶かし(神秘すらも)、すべてそこから生まれる(上位者でさえも)からである


儀式の血

血はすべてを溶かしすべてそこから生まれる


上位者の赤子とは、本来的には現世に肉体をもたない上位者が、血によって受肉し、現世に降臨したものである


彼らは本来は悪夢の中にしか存在し得ない者たちすべての血の無きものたち)である。だが、血によって現し身を手に入れることにより、現実世界へと侵入することができるようになるのである


それは夢を現実にすることであり、ミコラーシュが目指したものでもある


儀式はもうすぐ終わる

夢が現実に、我らに瞳をもたらすのだ!(ミコラーシュ未使用セリフ)


神秘を本性とする上位者たちが赤子を得るためには、すべてそこから生まれる血、すなわち「器」が必要なのであり、それは単なるではなく女王ヤーナムのように、神秘と獣性(血)を兼ね備えた種族でなくてはならない


国としてのトゥメル滅んだと同時に、上位者の赤子を産むための巫女(女王ヤーナム)もまた失われたのであろう


すべての上位者が赤子を失ったのは、赤子を産む者がいなくなったからである


しかし長い時を経て女王ヤーナムはある意味で復活した。ヤーナムの血に含まれる穢れ、すなわち「虫」を身に宿すことのできる古代トゥメル人。その末裔であるカインハースト、そしてその長アンナリーゼとして(同一人物というわけではない)


※血の穢れの正体については「考察25 獣血」


ビルゲンワースから盗み出された「禁断の血(穢れ)」はトゥメル人の末裔たるカインハーストの者たちに寄生し、その女王を不死の女王にしたのである

カインハーストの貴族は本来の宿主であるトゥメル人と血が近しいために、急激な獣化は抑えられていたが、しかしそれは完全ではなく血の嗜みは人を獣にすることもあった。最も血の濃い、それはつまり最もトゥメル人の血を強く受け継いだ王族の長、つまり女王アンナリーゼの血に至って初めて不死になれたのである


しかしその復活は不完全なものである。女王アンナリーゼが宿したのは「血(獣性)」の側面のみであり、いまだ神秘と統合していないからである

アンナリーゼが目指したのは神秘を排した「獣(血)と獣(血)の結婚」により生まれる血の赤子である。このことはアンナリーゼの背後にあるステンドグラスに描かれている

獣(血)と獣(血)の結婚

それゆえにアンナリーゼは「血の滲み(オドン・神秘)」ではなく、「血の穢れ(獣血・虫)」を啜り、血を濃くしようとしていったのである


輸血液が狩人の生命力となるように、血には人の生命力を増大させる効果がある。これは娼婦アリアンナもそうであるし、尼僧アデーラや血の聖女アデライン調整された血液もそうである


アデーラやアデラインの調整された血液、とは「獣血」を抑制させつつ、その力(生命力増強)のみを強化させた血液のことである。この延長線上に不死がある(不死とは尽きざる生命力)


医療教会が獣の病を制御しようとしていたことは「獣の抱擁」に記されている。調整された血液とは、その実験により得られた知見から考え出されたものの1つである


「獣の抱擁」

獣の病を制御する、そのために繰り返された実験の末

優しげな「抱擁」は見出された


試みは失敗し、今や「抱擁」は厳重な禁字の1つであるが

その知見は確かに、医療教会の礎になっている



しかし赤い月が近づくとき、人の境は曖昧になる


赤い月が近付くとき、人の境は曖昧となり

偉大なる上位者が現われる。そして我ら赤子を抱かん(ビルゲンワースのメモ)


赤い月の接近は現実世界に神秘が侵入することを意味している。そしてそれは人の血液であっても例外ではない


血の滲みオドンの本質である、とされるようにオドンは血と混じる性質がある


そしそれは穢れた血でも例外ではない


穢れた血に、つまり純粋な獣性を秘めた血にオドンという神秘が交わることで、それは神秘と獣性の入り交じった血となる


それはつまり女王ヤーナムの血の再現である


それゆえに、アリアンナやヨセフカ(偽)は上位者の赤子を生めたのである


3本目のへその緒(アリアンナの赤子)

すべての上位者は赤子を失い、そして求めている

姿なき上位者オドンもまた、その例外ではなく

穢れた血が、神秘的な交わりをもたらしたのだろう


アリアンナの血

古い医療教会の人間であれば、あるいは気づくだろうか

それは、かつて教会の禁忌とされた血に近しいものだ


穢れた血を持つアリアンナはともかく、ヨセフカ(偽)上位者の赤子を妊娠できたのは彼女が血族であるか、もしくは「古い血」を自ら使用したからであろう


ヨセフカが血族である根拠は過去にいくつか考察を述べている。感覚麻痺の霧をくれることや、その外見、また実際に上位者の赤子を妊娠することなど


感覚麻痺の霧

カインハーストの血の狩人たちが用いたといわれ

その製法も、かの城の貴い一族にのみ伝わっている


ヨセフカ(偽)が血族でなかったとしても、彼女は古い血を、それはつまり女王ヤーナムの血を所有していた


今度は、古い血を試すつもり(偽ヨセフカ)


※このセリフは自分で使うことを意味したものではないが、「古い血」を持っていたという証拠にはなる


その血には穢れ(虫)が含まれており、使用すると虫に寄生されるのである


当然、トゥメルの血を引く者でない限り虫と共生することはできない(ヨセフカが血族ではなかった場合)


その虫は偽ヨセフカの血に寄生し彼女は獣化しつつあった。四つん這いになったヨセフカの姿勢は赤子を産む姿勢ではなく、「獣の姿勢」である


獣化しつつある一方でヨセフカの頭の中では精霊が孵化しつつあった


だから…ああ、気持ち悪いの…選ばれてるの…

分かる?頭の中で蠢いているの…

幸せなのよ…


というのも、女王ヤーナムの血には穢れ(虫の卵)とともに神秘をもたらす精霊の卵も含まれているからである


その古い血は医療教会においては「聖血」と呼ばれている


頭の中に精霊が蠢き、そして血には穢れが蠢き、ここに神秘と獣性の統合が成されたのである。それはつまり上位者の赤子の器が完成したことを意味する


そのタイミングをオドンが見逃さないはずはない


その結果、ヨセフカ(偽)上位者の赤子を孕むと同時に苗床にもなりかける、という本作における二大悲惨な末路」を一身に味わうことになったのである


※宮崎英高氏がインタビューでヨセフカを好きだと言っているのは、彼女が最も惨たらしい最期を迎えるからなのかもしれない



宮崎:ああ、うれしいです。あなたはおそらく偽物でない人について言及していると思いますが、診療所の医者は私が本当に好きなキャラクターです。本物と偽物の両方です。(インタビューより)



青と赤

神秘青い光を放つのは精霊の抜け殻を使用した際のエフェクトによって明示されている



この青色古い上位者の死血に映る青い光や「灯り」、「蝋燭」、「彼方への呼びかけ」、雷光ヤスリトニトルスの青い光などにも見られる(詳細は「考察30 悪夢と神秘」)


またこの他に青白い光もある


ゲールマンが月から青白い光を受けて纏う青いオーラや、月の魔物が召喚する青白い光を放つモヤヤーナムの拘束攻撃(メルゴーの力と思われる)などである


また実験棟の患者は「ここはずっと、青白いんだよ…」と語っている


白や銀も神秘の色である

人形の血や特定の種類の敵の血の色、上位者の叡智に見られる白いナメクジ、水銀弾に見られる白銀などがそうである。特に水銀はオドンと関連が深く、神秘の青にオドン(滲ませる性質)が干渉すると青白くなるとも考えられる


また白い血は神秘が苗床を介することで産出される医療教会の成果である(詳細は「考察29 人形と月の魔物」)(要するに白い血苗床になった人間の血である)


一方で獣性や血は「赤」で表現される


輸血液や各種死血、血晶石、血の穢れ、儀式の血が這い出てくる赤い液体(血)など、血液なので当然と言えば当然だが「赤」で表現されている


変わったところでは生きているヒモもその体は赤く、また赤い液体に浸っている。過去に考察したが、生きているヒモは精霊ではなく「虫」である。というのもその体は硬く折れ曲がり、赤い液体から伸び上がる様は「虫」と共通点が多いからである


以上のことから神秘は青、白、銀で表現され、獣性は赤で表現されることがわかる


神秘の色の中でもより根源的な色は青であろう。白や銀は間に上位者や苗床が介在するため純粋な神秘とは言い切れないからである


さて神秘の青と獣性の赤、この二色が混じると出来るのが「青ざめた血の色」である




言うまでもなく「青ざめた血の空」の色であり、月の魔物「青ざめた血」の色であり、また「青ざめた血を求めよ」の色である


上述したように「神秘と獣性を統合した者」だけが上位者の母になることができる。すなわち「青ざめた血を持つ者」のことである


またその母から生まれた上位者の赤子も「青ざめた血」を持つ者である(現実世界に受肉した者)


ヨセフカ診療所のメモにあった「青ざめた血を求めよ」とは、儀式を暴いた際に現われる青ざめた血の空月から現われるモンスターの名であると同時に、自らが「青ざめた血」の流れる上位者になることをも意味しているのである


そしてそれは「幼年期のはじまりEND」において達成される


蛇足

まとめと一概に言っても、何をまとめるか、どうまとめるか、そもそもまとめる意味はあるのか、まとめることで自由な解釈を阻害することになるのではないか、と悩んだのだがとりあえず最初のメモ「青ざめた血」についてまとめたものである

大きくて抽象的な物語はわかりやすく、またある意味で魅力的でもあるが、どうしても細部を捨象せねばならず、次第に細部がおろそかになりやがて自分のつくった物語に囚われてしまう危険がある

そのため私は考察ごとに常に過去の考察をある程度はリセットしつつ考察してきたのだが、それらをまとめるとなるとどうにも居心地が悪く苦手である

というわけでまとめであるが、まとめと言っても私のまとめは常に「まとめ途上」である

またグーグルブログの仕様が変わって行間が広くなってしまっている。後で再読して読みにくかったら修正するかもしれない

11 件のコメント:

  1. 実は先日、貴族のWikipedia読む機会がありましてそこで
    「ヨーロッパでは貴族は青い血と言う」
    って旨の記述がありました
    Twitter見てたらこの記事が一番上に有ったので聞く為に来てみたんですが、青ざめた血と貴族の関係から何か考察できる事ってありますか?

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    1. コメントありがとうございます
      いわゆる「青い血(Blue blood)」との関連は「考察29 人形と月の魔物」(https://souls-seed.blogspot.com/2020/06/bloodborne-29.html)でもちょっとだけ触れています

      カインハースト貴族の血統は元をたどれば女王ヤーナムにまでさかのぼれます(おそらく)
      女王ヤーナムは青ざめた血を持つ者として、ある意味で貴い血(Blue blood)といえます

      つまりカインハーストの女王アンナリーゼ、またその傍系であるマリアも貴い血(Blue blood)を受け継いだ者と解釈することも可能です

      その上で、月の魔物をマリアの赤子だと考えるのならば、月の魔物の「青ざめた血」という呼称は「貴い血(Blue blood)」的な意味も重ねられているのかもしれません

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  2. 種氏の過去の考察まとめウレシイウレシイ...

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    1. ありがとうございます
      青ざめた血と聖血のまとめが終わったら動画を作る予定です

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  3. 以前まとめができると嬉しいという旨を他記事でコメントしたものです。

    まとめてくださってありがとうございます!おかげで、私の中でも、断片的だった情報がまとまってきました。

    細かな考察の根拠などは元記事を見ればよいわけですから、こういう大まかな編集は非常に素晴らしいと思います。わたくしも仕事で文書をまとめたりすることがあるのですが、参考にしようかと思います(笑)

    この記事をもとに、各考察を今一度読み返し、自分なりの発見や疑問点を見つけようと思います。これからもよろしくお願いします。

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    1. ご期待に添えたか分かりませんが
      まとめの提案をしていただいてありがとうございます

      まとめていく過程で情報が整理されてきたように思います
      これまでの考察の荒さなども見えはじめてきたので終わりが見えませんが
      マイペースにやっていこうと思います

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  4. いつも楽しく拝見させていただいています。

    対立関係図で青と赤が生まれることを考えると、上位者(青)に赤の属性を持つ用語がついたものが一番上にきそうだなと自分は思っています。
    (対立物の結合した存在が一番上にくる)

    「  」の【上位者】
    =【上位者】の「赤子」
    =【青ざめた】「血」
    =【左回り】と「右回り」
    ≒【月】の「魔物」
    (【コズミック】と「ゴシック」ホラー)

    「  」に当てはまる言葉を色々考えたのですが、いい用語が思いつきませんでした。
    (もしくは、一番上にくる【青】と「赤」が結合したもっと適した用語があるのかもしれません)
    シードさんは何か思いつきますでしょうか?
    それとも上位者(青)から赤い属性が生まれたことになにか理由をつけられたりしますでしょうか?

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    1. ありがとうございます
      コメントを読む限り、白雲さんは赤の起源を探求していると解釈しました

      本考察では「青ざめた血」を主題としたためそこまで考察は広げられませんでしたが、上位者に対立する赤としては「旧主」(もしくは古い上位者)が当てはまるのではないかと思います

      旧主の番犬は【炎】の「獣」ですし、旧主の番人は姿と魂を業火に焼かれて、灰として永き生を生き得たとされますが、その神秘的な生命力を鑑みるのならば【灰】の「人」といえるかもしれません

      クトゥルフ神話的に考えるのならば、上位者の到来により支配者(主)の地位を追われた「旧主(旧神)」は上位者の対立項になりえるかと思います

      また他の作品まで想像を広げるのならば、デモンズソウルの「古い獣」に行き当たるのかなとも思います

      他にも『フィーヴァードリーム』に登場する、吸血鬼の根源である「古代の野獣」などもそれっぽいかもしれません(赤い渇きと表現されます)

      もしかすると祝福(精霊)を送った上位者と、呪い(虫)を送った上位者とは、それぞれ別の勢力なのかもしれません

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    2. 返信ありがとうございます。
      ソウルシリーズの用語満載で非常に興味深いです。
      自分もクトゥルフ神話だと旧支配者に当たるモノ達かなと思っていました。

      ゲーム内テキストの上位者という言葉について、
      ・祝福(精霊)を送った勢力を指している
      ・高次元存在を丸めた広義の概念
      どちらで考えるかで意味が結構変わってしまうなと思うことが常々だったので、このような質問をさせていただきました。
      (文脈によって両方使い分けられている可能性もあって難しい)

      後発ですが2つの勢力が争っていて、人間はそれに利用されたり為す術もないみたいな構図はSEKIROの龍と虫の対立っぽいですね。

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    3. 一つの用語に複数の意味を持たせる手法は多用されていて解釈が難しいですね
      丹念に腑分けしていくことでしか正解にたどり着けないのかもしれません

      赤の上位者が何かについては一応の答えを考察にしてみました
      https://souls-seed.blogspot.com/2020/09/bloodborne-40.html

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  5. どうしても私の頭では分からなかったのですが、上位者の赤子が神秘と獣血の融合によって生まれるのであれば、宇宙から神秘の上位者が訪れる以前は青ざめた血が生まれることはなかったのでしょうか。(獣の上位者は上位者といえど獣よりの存在であり神秘属性は無いという認識です)もし生まれていたのであればその母であるトゥメル人に含まれた神秘成分とはどこに由来するものだったのでしょうか。
    既に答えが示されていたり、的外れな質問だったりしたらすいません。

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