女王レナラの概要
星見の少女
星見少女の伝承には、星見の少女が星を追って旅をした果てに、満月と出会い女王となった物語が記されている
星見少女の伝承
星見の少女は、夜空を見上げ歩いた
ずっとずっと、星を追って旅をした
そして満月と出会い、女王となった
一方、女王レナラは幼き日に満月と出会い、それは後に学院を魅了した月であるという
レナラの満月
女王レナラが、その幼き日に出会い
後に学院を魅了した、美しい月である
レナラの出身地は定かではないが、星見のはじまりは巨人山嶺である
夜と炎の剣
魔術師の前身たる星見のはじまりは
空に近い、遥か高い山嶺にあり
火の巨人が、その隣人であったという
グレートフードによれば、幼きレナラは“この月”を見上げたとされる
この月という言葉を“この場所から見える月”と限定するのであれば、彼女が月を見上げたのは星見の廃墟の近くであろう
グレートフード入手場所から見られる満月 |
グレートフード
ああ、幼きレナラは
確かにこの月を見上げたのだ
ただしレナラが出会った満月と、見上げた月とは月面の模様が異なる
魔術「レナラの満月」と幼きレナラが見上げた月を比較したのが下の画像である
後に魔術騎士となったトロルは、幼きレナラの盟約の友であったという
巨剣陣
トロルの魔術騎士たちが用いたもの
彼らは、幼きレナラの盟約の友であった
満月と出会い卓越した英雄となったレナラは、魔術学院レアルカリアの長となり、カーリア王家を興す
満月の女王の追憶
若き日、レナラは卓越した英雄であった
月の魔術で学院を魅了し、その長となり
輝石の騎士たちを率い、カーリアを王家となしたのだ
カーリア王家
カーリア王家に仕えた騎士たちは20名に満たなかったが、黄金の英雄たちに伍する力を振るったとされる
カーリアの騎士剣
剣身に青い輝石が埋め込まれた直剣
カーリア王家に仕えた騎士たちの武器
かの騎士は20名に満たなかったが
剣を触媒として魔術戦技を振るい
黄金の英雄たちに伍したという
またカーリア王家には魔術教授も仕えていた
魔術教授の大帽子
鍔の内に、星の運行が描かれた大帽子
カーリア王家に仕える、魔術教授の装束
輝石と魔術師とは、星見の末であり
カーリアはそれを忘れない
今はもう、運命が星と共にないとしても
他に奇矯騎士ジェーレンも客人として王家に過ごしている
奇矯騎士の兜
放浪を好んだジェーレンは
カーリア王家の客人として過ごした後
将軍ラダーンの客将となった
ラダゴンとレナラの結婚
カーリア王家の全盛に起きたのが、二度にわたるリエーニエ戦役である
カーリアの騎士剣
かの騎士は20名に満たなかったが
剣を触媒として魔術戦技を振るい
黄金の英雄たちに伍したという
黄金の英雄たちに伍した=互角に戦ったということは、王都ローデイルと戦争になったのは魔術騎士のいた時代ということになる
王都ローデイルによるリエーニエへの侵略戦争に勝者はなく、ラダゴンとレナラの結婚によって和睦が結ばれる
黄金樹の軍勢を率いてこの地を訪れ、しかし戦いの中でレナラ様と出会い
侵略の戦いを悔い、カーリアの女王たる彼女の伴侶となりました(ミリエル)
第二次リエーニエ戦役
黄金と月に勝者はなく
だが贖いと、結びが生まれた(剣の碑)
レナラは大剣をラダゴンに贈っている
黄金律の大剣
エルデンリングを模した光の大剣
黄金律原理主義を掲げた王配ラダゴンが
象徴として鍛え上げた「伝説の武器」のひとつ
そこには、最初の妻レナラから贈られた
大剣の面影があるという
カーリア女王たちはその伴侶に月の大剣を贈る習慣があった
暗月の大剣
歴代のカーリア女王たちが
その伴侶に贈るという月の大剣
子供たち
二人の間には、ラダーン、ライカード、ラニという3人の子供たちが誕生する
月の王女ラニ。王配ラダゴンと最初の妻レナラの、子供たちのひとり
将軍ラダーン、法務官ライカードの兄妹たるデミゴッド(ロジェール)
そのうちラニは神人であった
…私は、かつて神人だった
デミゴッドの中で、ミケラとマレニア、そして私だけが
それぞれの二本指に見出され、女王マリカを継ぐ、次代の神の候補となったのだ(魔女ラニ)
幼いラニは母レナラに手を引かれ、暗月と出会う
ラニの暗月
母レナラに手を引かれ、幼いラニが出会った月
それは、冷たく暗い神秘の月であった
レナラの満月とラニの暗月は明るさは違うが模様は同一である
左がレナラの満月、右がラニの暗月 |
ラダゴンはレナラの夫として魔術を修めたが、魔術教授たちには秘匿を強いている
ラダゴンの肖像
赤髪のラダゴンは
カーリアのレナラの夫として魔術を修め
女王マリカの夫として祈祷を修めたという
英雄は、完全たるを目指したのだ
秘匿の仮面
黄金の糸で、その口を縫い塞がれた仮面
神秘を高める
レナラの夫となったラダゴンが
カーリアの魔術教授たちに強いたもの
我が事は、すべて秘匿と心得よ
破綻
しかしゴッドフレイが狭間を追放されたとき、ラダゴンはレナラを捨てる
…しかし、最初のエルデの王、ゴッドフレイが狭間を追放されたとき
彼はレナラ様を捨て、黄金樹の王都に戻り、女王マリカの王配、二番目の夫となり
…二人目の、エルデの王となったのです(ミリエル)
この時、ラダゴンとレナラの子供たちは外戚としてデミゴッドとなっている(ただし実質的にはラダゴンという神の子なので、あくまでも建前であると思われる)
ライカードの大ルーン
ライカードは、レナラとラダゴンの子の一人である
彼らは、ラダゴンが女王マリカの王配となった時
外戚としてデミゴッドとなった
ラダーンの大ルーン
ラダーンは、レナラとラダゴンの子の一人である
彼らは、ラダゴンが女王マリカの王配となった時
外戚としてデミゴッドとなった
ラダゴンに捨てられた後、レナラは心を失くしたという
しかし、夫たるラダゴン様に捨てられた後、心を失くしてしまわれ(ミリエル)
ラダゴンと共に、心を失くしたレナラに対して学院は反旗を翻し、彼女は大書庫の虜囚となった
しかし、夫たるラダゴン様に捨てられた後、心を失くしてしまわれ
学院が王家に反旗を翻したとき、その大書庫の虜囚となったのです(ミリエル)
カッコウの騎士
カーリア王家を攻撃したのはカッコウの騎士たちである
レアルカリアの学院が王家を裏切ったとき、カッコウの騎士たちはこの地を襲撃し
…それを滅ぼした後、城館に迫りました(イジー)
しかし彼らは魔術の罠により壊滅している
不意を突かれたとはいえ、カーリア王家の力は健在で、騎士たちは退けられました
けれど、そこで使われた恐ろしい魔術の罠が、ずっと残ってしまったのです(イジー)
カーリア城館防衛戦
卑劣なるカッコウどもの屍場(城館前の剣の碑)
カッコウの二つ名を持つレアルカリア兵たちは、魔術学院から戦争の自由を与えられており、略奪を恣(ほしいまま)にすることができた
レアルカリア兵の遺灰
捨て駒となる二人の雑兵と、兵士の組み合わせ
カッコウの二つ名で知られるレアルカリア兵は
魔術学院から、戦争の自由を与えられており
略奪を恣にすることで知られた
またカッコウたちは輝石の魔術師が仮初の肉体を捨て、魂を新しい体に移植する際の護衛でもあった
カッコウのサーコート
魔術学院に仕える兵たちの胴鎧
サーコートには、輝石の隆盛と
それを覗き込むカッコウたちが描かれている
輝石の魔術師にとって、その肉体は仮初にすぎない
カッコウだけがそれを知り、見守るのだ
カッコウの騎士たちは、学院と契約を結んだ魔術騎士たちである
カッコウの大盾
覗き込むカッコウが描かれた、金属の大盾
学院と契約を結んだ魔術騎士たちの得物
魔力ダメージのカット率が高い、魔術狩りの盾
我らが敵は、カーリアである
しかしカッコウの騎士たちは学院の忠僕ではない
カッコウ騎士の鎧
その左胸には、彼らの異名の由来となる
覗き込むカッコウが描かれている
我らは、決して学院の忠僕ではない
これはその、意思表示であろう
そのカッコウたちはしろがね人を激しく蔑視している
しろがね壺
カッコウたちは嘯くだろう
とくと見よ。お前たちの血の穢れたるを
こんなものが、まともな生命に流れるものか
琥珀のタマゴ
虜囚となったレナラは、ラダゴンに贈られた琥珀のタマゴに縋り、産まれ直しの秘術に耽っているという
…そしてレナラ様は、ラダゴン様の贈られた琥珀のタマゴに縋り
許されぬ術に耽っているのです
…おぞましい、産まれ直しの秘術に(ミリエル)
琥珀のタマゴとは、産まれなき者の大ルーンである
産まれなき者の大ルーン
満月の女王、レナラの抱く琥珀のタマゴ
産まれなかったデミゴッドの大ルーン
「産まれ直し」を完全なものにする
レナラの、産まれ直した子供たちは
皆脆弱であり、また短命である
それは完全ではなかったのだ
琥珀のタマゴを拡大してみると、中に白いタマゴのようなものが見える
そして黄金樹の時代、夜空にあった運命は黄金の律に縛られ、カーリアの星見は廃れていった
遠眼鏡
カーリア王家の星見の道具
黄金樹の時代、カーリアの星見は廃れていった
夜空にあった運命は、黄金の律に縛られたのだ
かつて月の女王に叙勲された一騎当千の英雄たちも、王家の衰退と共に誰もいなくなったとされる
カーリア騎士の兜
かつてカーリア王家に仕えた
魔術騎士たちの兜
月の女王に叙勲された騎士たちは
何れも一騎当千の英雄であったが
王家の衰退と共に、誰もいなくなった
破綻、の項目の5行目について
返信削除「…ラダーンとレナラの子供たちは…」とありますが
ラダーン→ラダゴンでしょうか、それともラダーン、レナラの子供たち(ライカード、ラニ)でしょうか
申し訳ない、ラダゴンとレナラの子供たちの間違いですね
削除修正しておきました
ありがとうございます
削除巨人山嶺から見える月と模様が異なるのは、月は自転周期と公転周期が一致しているため地球からは常に表側が見えるためだと考えられます。
返信削除魔術「ラニの暗月」「レナラの満月」の模様は現実における月の模様と一致します(模様左側の上下に連なる黒い部分が危難の海・豊かの海、更に左のその2つの間に見えるのが静かの海)。月の裏側が見えているのは、発射するとき月の表側が飛んでいく=プレイヤーに見えるのは裏側であり、プレイヤーが画面側を向く状態=手前に魔術が発射される向きで発動すれば月の表側の模様が見えます。
ただ、この考えは「背景として見える月も現実の月と同じものである」というのが前提であり、グラフィックと月の地図を見比べてみたのですが、背景の月は月齢が小さいこともありはっきりと断定できませんでした。
同様にレアルカリア討論室に吊るしてある月球儀もチェックしたのですが、こちらも比定できず……月の地形に詳しい人ならわかるかもしれません。
すみません、ラニ・レナラの月を再確認したところ、「現実の月そのまま」というには不自然だと気づきました。
削除改めて自分で確認しましたが、どうやらこの魔術で発射されている球体は「現実の月の表半分を2枚合わせたもの」であるようです。
月に関する情報ありがとうございます
削除私の知識では現実の月と彼女たちの満月の模様が同一であると断定しきれなかったので助かります
追記にあるように手前側に撃っても奥側に撃っても満月の模様は同じようですね
PS4(最小スペック)の処理能力的に表と裏のテクスチャを重すぎるのかもしれませんね
レナラが心を壊した後に執着しているのは子供の事。これはラダゴンの事より子供が外戚になって自分から離れた事がショックだったのかな。もしくはラダゴンが望む子供を産めなかった事が離縁の本当の原因だったのだろうか
返信削除自分もこの記事を見て気づいたばかりなんですけどレナラがカーリア王家を興して、歴代のカーリア女王たちがいた、というのは一見矛盾してるようで少し奇妙ですね。
返信削除自分なりに考えてみると
・テキストにはカーリアを王家と『なした』、と書いているので元々女当主が率いる有力なカーリア一族がいて、末裔たるレナラが英雄として活躍し、王家となした後、歴代の女当主たちも女王とみなした説。この場合星見の少女はレナラの始祖ということに。
・あるいは星見の少女である長命の始祖レナラが存在しながら子孫が代を重ねたために歴代の女王がいた説。この場合ラダゴンの前夫がいたことになりますが、ゴッドフレイからゴドリックのような似た例があります。
・あとはレナラが星見の少女であり、王家を興した始祖であり、かつ歴代女王全てレナラの生まれ直し説。欲張りセット。
我ながら三仮説ともわりとあり得そうに思いつつも、特に補強できるテキストは見つけられませんでした。