朱い腐敗の概要
腐敗の神
腐敗や朱い腐敗は、古き神や朱の女神、外なる神に関連する現象である
青い踊り子
青衣の踊り子は、妖精であったという
妖精は、盲目の剣士に流水の剣を授け
古き神、腐敗を封じたと伝わっている
腐敗眷属の歓喜
朱の女神に、腐敗を捧げよ
遠い彼方で、朱い花咲誇り
我ら落とし子に戻りたまえ
蠍の針
大蠍の針を刃となした短剣
朱い腐敗の毒が滴っている
封じられた、外なる神の遺物を用いた
異教の祭具であるという
これら古き神、朱の女神、外なる神が同一の神であるのかは不明である
蟻棘のレイピアには、朱い腐敗は失われた古い神話であるとされ、そこに登場する腐敗の神は女神である
蟻棘のレイピア
朱い腐敗は、失われた古い神話であり
日陰城のマレーマレーは、その密かな信奉者だった
そして、彼だけの女神を見つけたのだ
さて、青布の胴衣には、腐敗が停滞と密接に関わることが記されている
青布の胴衣
停滞はやがて淀みとなり、腐りゆく
常に流れ行き、留まることなかれ
ここで重要なのは停滞が直接的に腐敗を発生させていることではない、ということである
停滞は腐敗に繋がる現象であるが、腐敗そのものをもたらすのは、あくまでも腐敗の神々である
そして無垢金の針によれば、腐敗の神は「呼び声」として干渉してくる
無垢金の針
…私は、マレニアに返したいのだ
かつて彼女のものだった意志を
朱い腐敗の呼び声に、人として抗う矜持を
エオニアの沼
腐敗壺によれば、朱い腐敗はエオニアの沼から生じるものであり、それは疫病のように生命を蝕むとされる
腐敗壺
それは、エオニアの沼から生じており
恐ろしい疫病のように生命を蝕む
またエオニアの沼を飛ぶエオニアの蝶は、腐敗の女神の翼であったとされる
エオニアの蝶
朱い枯葉の羽を持つ蝶
エオニアの沼で見られる
古い神話では、この蝶は
腐敗の女神の翼であったという
その朱い腐敗をケイリッドでは火で食い止めているという
赤獅子の火炎壺
ラダーン軍の生き残りは
今も、火で朱い腐敗を食い止めている
また火の僧兵たちは火によって病毒を焼いている
火の癒しよ
自らの内に火をおこし、病毒を焼く
毒と朱い腐敗の蓄積を軽減し
また、それぞれの状態を癒す
腐敗は毒と同じく、免疫によって耐性を高めることができる
免疫の角飾り
祖霊の民の装身具
免疫耐性を大きく高める
(免疫は、毒や腐敗に対する耐性である)
腐敗の女神、マレニア
作中で腐敗の神の一柱として登場するのがマレニアである
マレニアはマリカとラダゴンの子供であり、神人であったが、生まれながらにして腐敗を宿していたという
…マレニア様は、女王マリカと王配ラダゴンの間に、双子のデミゴッドとして産まれました
生まれながらに朱い腐敗を宿した、神人として(賢者ゴーリー)
神人とは、神となり新しい律を掲げる尊い存在であある
神となり、新しい律を掲げるべく、尊く生まれ落ちているのです(賢者ゴーリー)
マレニアは腐敗の律、すなわち爛熟輪廻の理を掲げているという
マレニア様と、その艶めかしい腐敗の律に。爛熟輪廻の理にね…(賢者ゴーリー)
一方で毒に生きる者たちにとって、腐敗とは生のための死、すなわち輪廻の理であるという
毒霧
毒に生きる者たちは、腐敗を知っている
それは、誰にでも平等に訪れる生のための死
すなわち輪廻の理である
輪廻の理と爛熟輪廻の理とあるように、毒と朱い腐敗とは微妙な違いはあるものの同じ腐敗カテゴリに属するようである
毒カビキノコは朱い腐敗を防ぐことができる
毒カビキノコ
毒のカビに覆われたキノコ
腐敗した地で見られる
その毒カビは、朱い腐敗から
身を守る術であるという
腐敗に仕えんとする者たちは他に蟲たちがいる。彼らは女神の落とし子であるとされ、朱い腐敗の地に蠢いている
蟲糸
腐敗に仕えんとする者たちの祈祷
朱い腐敗の地に蠢く、生白い蟲たちの技
蟲たちは、女神の落とし子である
…腐敗の祈祷に、興味がおありですか?
かつて朱い腐敗に仕えた者たちは、キノコの聖衣を身につけることによって、その地に根付くことができた
キノコ頭
朱い腐敗に心奪われた者たちが
その地に根付かんとする聖衣
キノコの王冠
びっしりと全身に生えたキノコ
その、聳え立つ頭の部分
かつて朱い腐敗に仕えた、偉大なる王たち
これはその王冠であろう
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