DualSense Edge
詳細なレビューはすでにされていると思うので、個人的な使用感のみを述べる
使用法
※エルデンリングの操作を前提としている
- 背面ボタンはLRともにレバー
- 背面Lレバーに○(ダッシュ、ローリング)、背面RレバーにL2(戦技)
- L2R2トリガーの深さは最も浅い状態
- PS5で設定後、PCに接続(Steam)
DS4+背面アタッチメントとの比較
これまではDual Shock4に背面アタッチメントを付けたものを使用してきた。ボタンの数的にはEdgeと同じであり、基本的な使い方も変わっていない
ただし以下のような細かな違いは存在する
- Edgeは背面レバーが軽くて押しやすい
- EdgeはL2R2トリガーを深く押し込まなくて良いので反応性に優れる
- 重量はEdgeの方がDS4+背面アタッチメントよりも重い
- 持ちやすさはEdgeが優れている(重さを加味しても)
- プロファイルのカスタマイズはEdgeの方が簡単
背面ボタン
背面ボタンの押しやすさは圧倒的にEdgeに軍配が上がる。後付けパーツと専用設計の差が出ている
DS4+背面アタッチメントでは背面ボタンを押し続けていると指の骨が痛くなってくるが、Edgeではそれがない。またEdgeレバーは軽く、押し続けるのに力がほとんどいらない
ハーフドームとレバーでは押す指が変わる
最終的にLRともにレバーになった。レバーは薬指で操作が可能だが、ハーフドームは中指が押しやすい。反応性はハーフドームとレバーで差は感じられなかった
○×△□ボタン
○×△□ボタンの感触が初期型PS5付属のDualSense(無印)と違う。無印はペコペコという押し味なのに対し、Edgeはボタンが全体的にパチパチと音を立てる
キーボードで例えるのならば無印はRealforce(静音タイプ)の押し味、もしくはパンタグラフ。一方のEdgeは茶軸、もしくはメンブレン(分かりにくい比較)
個人的にEdgeはやや押し味が硬いように感じられた
L2R2トリガー、LR、十字キー
L2R2トリガーの深さを浅くすると、底打ちしたときにカチカチと音が鳴る(初期状態では音は鳴らないものの、無印の押し味よりは劣る(LRも同様)
十字キーに関しては、ふにゃふにゃしている無印よりもEdgeの方が押しやすい
アナログスティック
無印とEdgeでアナログスティックに違いは感じられなかった。無印の方がやや軽いものの、これは使用期間による差のような気もする
そのうえであえて比較するのであれば、操作の精確性はEdgeの方が良い
総評
判断基準の軸はそれぞれなのでEdgeに3万円の価値があるかは、その人次第ということになる
DS4+背面アタッチメントよりは総合的に優れているので、背面ボタンを多用するタイプで、PS5とPCでの使用も考慮に入れるのであれば、その価値はある(アナログスティックの交換も可能)
筆者はこれまでDS4+背面アタッチメントを使用してきたが、今後はEdge一本で行くことを決意するぐらいの完成度はある
一方、背面ボタンを使わなくても操作にストレスを感じていない人であれば、無印の方がボタンの質が良いので3万円の価値はない(12,000円ぐらいならお薦めできるのだが)
ただし比較したのは最初期型のPS5に付属していたDualSenseなので、現行のPS5ではボタンがEdgeと同じものに変更されている可能性もある
要するにEdgeの購入を薦められるか否かは、Edgeのボタンを許容できるかどうかにかかっている
無印の柔らかな感触と静音性の高いボタン(ペコペコ感)と、Edgeの硬い感触とカチャカチャ音は、別のコントローラーかと思うほどに違う
背面ボタンを取り外してブライドテストをした場合、おそらくほとんどの人が無印の方が高額品と判断するのではないか
個人的にはそもそも無印の方をほとんど使っていなかったのと、DS4+背面アタッチメント使用時の指の痛みが耐えられなくなってきたので、買ったことには後悔していない
またL2R2の押し下げを浅く出来るのも、思った以上に快適だった。これまで押し下げるのが面倒で強攻撃(R2)はなるべく使わずに来たが、この浅さであればR1と同じ感覚で使っていける
同様にL2もこれまでは押し下げの深さが反応性を鈍らせ、パリィなどのタイミングが難しかった(なので背面ボタンで即時発動できるようにしていた)
この点が改善されたので、現在背面ボタンに設定しているL2を別のボタンにすることも考慮中である
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