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2019年10月24日木曜日

Bloodborne 手記3 物語の構造

ブラッドボーンはゴシックとクトゥルフという二つの側面を持つ

このことはインタビュー(Future Press)において宮崎氏により明言されている

Bloodborneにはゴシックとクトゥルフの両方のホラーの側面があると思いますが、最初から描かれているのは前者であり、ゲームの視覚的な感覚のガイドを提供します。(上記インタビューの翻訳)

このうちゴシックの側面がゲーム上の基盤とされるのは、より現実に基づいているからである

それは、ゴシックホラーがより現実の世界に基づいているためです。(同上)

こうしたゴシック・ホラー的な世界がクトゥルフ的なコズミック・ホラーに侵食されていく、というのがブラッドボーンの物語構造である

※コズミック・ホラーとは宇宙的恐怖を描くジャンルのことで、ラヴクラフト作品に代表される

あなたはそのような世界を持っていますが、それはクトゥルフ風の恐怖によって徐々に侵食されています。そのようなイメージ。(同上)

要するにブラッドボーンの世界では、ゴシックとクトゥルフという二つの世界が存在し、後者が前者を侵食していくのである

「衝突」ではなく「侵食」であるのは、二つの世界の接触が世界の即時的な崩壊を招くのではなく、ある種の菌糸類や宿り木のように徐々に宿主(ゴシック)に融合・同化していくからであろう



ゴシック・ホラー

では、そもそもゴシック・ホラーとは何かというと、ゴシック小説を源流にもつホラーのことである
そしてゴシック小説は以下のようなジャンルの小説のことである

ゴシック小説(ゴシックしょうせつ)とは18世紀末から19世紀初頭にかけて流行した神秘的、幻想的な小説。ゴシック・ロマンス(Gothic Romance)とも呼ばれ、その後ゴシック・ホラーなどのジャンルも含むことがあり、今日のSF小説やホラー小説の源流とも言われる。 (Wikipedia)

ゴシック・ホラー作品として有名なものにエドガー・アラン・ポーの諸作品やブラム・ストーカーの『ドラキュラ』、メアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』といった怪奇小説がある

このうち宮崎氏がインタビューで言及しているのはドラキュラである

そうですね。ブラム・ストーカーの「ドラキュラ」とか,まずは,そういう雰囲気を感じてもらえればと思います。辺境の古都,その街は古い医療の街なのだけれど,風土病である「獣の病」が流行っていて――という感じですね。(4gamerインタビュー)

本作におけるゴシック・ホラーのモチーフとなったのはドラキュラの雰囲気であり、「獣の病」や「血の医療」といった言葉からも、吸血鬼との強い関連性がうかがえる



人狼

このうち獣の病と吸血鬼が関連付けられるのは、人狼と吸血鬼とがしばしば同じものとされていたからである

バルカン地方では狼人と吸血鬼とはしばしば同類として混同されるが、ブルコラカスと相似た響きのセルビア語のヴコドラクもやはり「狼の皮」を意味しており、さらにアレクセイ・トルストイの吸血鬼小説『ヴルダラク家の人びと』を引き合いにだすまでもなく、スラヴ語でもこの言葉は吸血鬼を意味している(『吸血鬼幻想』種村季弘 河出文庫)

セルビア語の「Vrolok」「Vlkoslak」という単語は、人狼もしくは吸血鬼という意味がある(『吸血鬼ドラキュラ』)。また吸血鬼を意味するギリシア語の「ヴリコラカス、ブルコラカス」はもともと人狼を意味する言葉であり、「完全に死んでいない者」をそう呼んだという(『吸血鬼幻想』)

このほかに一般的な吸血鬼の特徴として、オオカミやコウモリに変身したり、狼の群れを使役するといったようにオオカミは吸血鬼の眷属あるいは変身後の姿として考えられていた。これは、吸血鬼の牙がオオカミの牙を連想させるからであろう

16世紀後半のドイツでは吸血鬼は「ナハツェール(Nachzehrer)」と呼ばれていた(「死んだ後でむさぼり喰らう者」というほどの意味である)(『吸血鬼幻想』)

ナハツェールになるのは出産の時に胎盤や羊膜を被って産まれてきた赤子ともされる。一方、そのようにして産まれた赤子は人狼や吸血鬼になったり、吸血鬼ハンターになったりするとも言われる(『吸血鬼幻想』、『ヴァンパイア 吸血鬼伝説の系譜』、『精霊の王』)

ここには、人狼/吸血鬼/吸血鬼ハンターが類縁にあるという観念が見受けられる

※吸血鬼ハンターになる者として最も有名なのが、吸血鬼と人の間に生まれた子が吸血鬼を滅ぼす力を持つという観念であろう


吸血鬼の宿敵としての人狼という構図は昨今のフィクションで頻繁に見られる構図であるが、人狼のみならず狼も吸血鬼の宿敵と見られていた

ルーマニアでは、ジプシーの村の墓場には白い狼が棲んでおり、ヴァンパイアが発生すると貪り喰らうといわれている。ユーゴスラビアでは地上をさまようヴァンパイアは最後には狼に出会い、ばらばらに引き裂かれる(『ヴァンパイア 吸血鬼伝説の系譜』 森野たくみ)

吸血鬼との関連とは別に、人が狼に変身する「獣人現象(ゾアントロピー)」は古代から知られている

北欧神話におけるウールヴヘジン(あるいはベルセルク)、ヘロドトスの『歴史』にあるネウロイ人、『ダニエル書』にあるネブカドネザル王の伝説、ギリシア神話のリュカオン等々、挙げていくときりがない(ゼウス自身もゼウス・リュカイオンという異名を持つ)

その解釈としては、法から追放された者のことをそう表現したというものや、毛皮を被るなどして象徴的に獣に変身することが儀礼の一部であったというもの、麦角菌(ばっかくきん、LSDの原材料)による幻覚作用、狂犬病による症状等々がある

このうちの狂犬病は吸血鬼現象の原因とされることもあり、ここでも人狼と吸血鬼の類縁関係をうかがうことができる

要するに獣の病という現象は、人狼を介して吸血鬼現象とリンクしているのである

※吸血鬼関係の書籍を読むと必ずと言っていいほど人狼も一緒に取り扱われるのは、歴史的に両者が混同されてきたという事情がある



吸血鬼

吸血鬼現象に関しては古今東西、おびただしい数の伝承・伝説が存在するので、詳細はWikipediaを参照して欲しい

さて、人の血を吸うイメージの強い「吸血鬼」であるが、もうひとつの重要な要素は「生ける屍体」であることだ

その原因としてエドガー・アラン・ポーの『早すぎた埋葬』や『アッシャー家の崩壊』にもあるように、強直症(カタレプシー)仮死状態の生体を死亡状態にあると誤診したことが挙げられる

医学の発達していなかった当時、人が本当に死んでいるのか、それとも仮死状態であるのかを判別するのは非常に難しかったのである

そのような誤診を受けて「早すぎた埋葬」を被った人間は、墓の下で息を吹き返しても地上に出ることが出来ず、もがきながら死んでいったのである。後に墓を暴いた者が目にしたのは、墓の下で生き続けていた死者であり、つまるところ「生ける屍体」なのである

そうした生ける屍体という観念を引きずる吸血鬼、その代表たるドラキュラ伯爵棺桶で眠るのも彼が屍体だからであり、吸血鬼退治の最も有効な手段とされるのが墓を暴いて杭を心臓に打ち込むことであるのも、吸血鬼がまず「屍体」だからである

夜ごとに死者が蘇り、生きている人間の血をすする

これがゴシック・ホラーにおける吸血鬼の骨子である

なぜ死者が生者の血を必要とするのかというと、血に生命の源が含まれているからであろう

血に生命の源が含まれているという考え方は古くから存在する

すべて肉の命は、その血と一つだからである。それで、わたしはイスラエルの人々に言った。あなたがたは、どんな肉の血も食べてはならない。すべて肉の命はその血だからである。すべて血を食べる者は断たれるであろう。 (レビ記17章14節)
わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者には、永遠の命があり、わたしはその人を終りの日によみがえらせるであろう。(ヨハネによる福音書6章54節)

レビ記では血を飲むことは禁忌とされ、一方、ヨハネ福音書ではキリストの血は永遠の命をもたらすとされる

血に対するこうした二律背反的(アンビバレンツ)な感情が、吸血鬼現象への人々の忌避と憧憬という矛盾した反応として現れるのである

血液への恐怖と崇拝はブラッドボーン内にも確認される。血を恐れあくまで瞳を求めたウィーレムと、血を利用することで血の医療への道を突き進んだローレンスである

「…我ら血によって人となり、人を超え、また人を失う 知らぬ者よ かねて血を恐れたまえ」


オドの力

さて吸血鬼に話を戻す。吸血鬼は人の血を吸うことで生命の源を摂取するとされているが、生命の源の正体とはそもそも何であるか

科学が発達していない時代ならば、それは神の力として説明出来たであろう。しかしブラッドボーンの時代はヴィクトリア朝であり、産業革命の時代であり、科学の時代であり、啓蒙の時代である

啓蒙主義の時代にあって生命の源を神に求めることは嫌忌され、それはあくまでも科学的な力でなくてはならなかった

その答えのひとつが、ドイツの化学者カール・フォン・ライヘンバッハが提唱した「オドの力」である(wikipedia)


宇宙に存在するすべてのものは、あるエネルギーを放出しているという。そのエネルギーをライヘンバッハはオーディンにちなんで「オドの力」と名付けたのである

オドの力は厳密には科学とは言えず現在からみれば疑似科学である。しかしながら当時まだ存在していた錬金術師や魔術師たちは、その曖昧さゆえにこぞって自説に取り込んでいったのである

いわゆる動物磁気やオーラ(アウラ)といった霊気がそれである

吸血鬼は血液を吸うことで犠牲者のオドを吸っているとするのが「オド・ヴァンピリスムス」である(『吸血鬼幻想』種村季弘 河出文庫)。

これによればオドという液体状の発光体が人間の肉体をすっぽりと包み込んでいるという。吸血鬼はそのオドを吸収することによって生命エネルギーを得ているのである

その際に血液をも吸わねばならないことから、オドは血液に最も多く含まれるものであり、血液のもつ生命エネルギーの本質でもあると考えられた

「人であるなしに関わらず、滲む血は上質の触媒であり それこそが、姿なきオドンの本質である 故にオドンは、その自覚なき信徒は、秘してそれを求めるのだ」(カレル文字「姿なきオドン」)

またオドンは、姿なき故に声のみの存在であるという

「人ならぬ声の表音となるカレル文字の1つ 上位者オドンは、姿なき故に声のみの存在であり」(カレル文字「姿なきオドン」)

旧約聖書『創世記』第4章において、カインは弟のアベルを殺害する(人類最初の殺人とされる)。このとき殺されたアベルの体から流れ出た血が、神に向かって兄の罪を叫んだという

 『主は言われた、「あなたは何をしたのです。あなたの弟の血の声が土の中からわたしに叫んでいます。』(創世記4章10節)

殺された者の流した血が叫ぶという観念は古代より存在し、まさしく血の遺志が声となって殺人者を告発したのである



キリスト教

このようにゴシック・ホラー時代の吸血鬼にはキリスト教の影響が色濃い。土俗的な吸血鬼の弱点としてしばしば挙げられるのが、(心臓に突き立てる)や、ニンニク(臭いによる悪霊避け)、また断首するための剣や斧、あるいはなどである

ゴシック・ホラー時代の吸血鬼にはこれらに加えて、十字架十字架の描かれた銀硬貨を溶かして作った弾丸イコン(宗教的な図像)、聖水、聖餅といったキリスト教由来の弱点が増える

血は永遠の生命(キリストの血)であると同時に、飲んではならない禁忌のもの(レビ記)というキリスト教の二律背反的な観念が転写されるのである

また血は遺志を叫ぶ性質(アベルの血)があり、アベルの殺害時に発生した罪は、原罪と共にキリストの血によって贖われる

そのキリストの血を受けたのが、聖杯である

血という物質を媒介にして、吸血鬼現象は聖杯にも至るのである

※やや話がそれるが小野不由美の『屍鬼』に登場する屍鬼には吸血鬼や人狼によく似た性質が確認できるが、屍鬼の誕生にはキリストの血が関係している


ブラッドボーンにおける血や聖体、聖杯や地下に広がる神の墓地の関連性は以上のようなキリスト教の観念から生じたものである

血の救い、その源となる聖体は、大聖堂に祀られていると聞いています」(アルフーレト)

「ヤーナムの地下深くに広がる神の墓地 かつてビルゲンワースに学んだ何名かが、その墓地からある聖体を持ちかえり そして医療教会と、血の救いが生まれたのです」(アルフレート)




擬生体

吸血鬼の一風変わった解釈として、吸血鬼を擬生体とする考え方がある

後期ロマン派のカトリック主義者ヨーゼフ・フォン・ゲーレスがその著作『吸血鬼とその犠牲者』において説いたという吸血鬼=植物性動物説である

簡単にいえば、ゲーレスの考えでは、吸血鬼の屍体は精神生活や動物的生活こそ失ったが、そこで完全に死に移行することはなく、植物の段階に退行して、いわば「植物性動物」の陰々滅々たる生活を送っている擬生体だというのだ。だから吸血鬼の血は「温かい生命の血」ではなくて、「冷たい植物の液汁」である。(『吸血鬼幻想』 種村季弘 河出文庫)

擬生体である吸血鬼は、植物の根に相当する毛細管から大気中の湿気を吸うという。湿気は静脈を通じて心臓へと至り、肺を通って動脈へと流れ込み体内に環流していく

※ドラキュラ伯爵の棺を運搬するとき、棺の中に故郷トランシルヴァニアの土が必要であるのは吸血鬼が何よりも植物的であるからではないか、と種村季弘は推測を述べている

地下に咲く死の花たる吸血鬼」(種村季弘)にふさわしい敵がブラッドボーンには登場する

まず思いつくのは蛍花である
これはビルゲンワースの個体だが、地下の聖杯ダンジョンに多く見られる


眷属の多くが植物的な特徴を有することは、眷属の姿をいくつか思い浮かべてみると分かるかと思う。例えば「蛍花」「瞳の苗床」といった姿や名前からのもの。あるいは、巨大な星輪草と共にある失敗作たち、ロマの体から生える発光性の菌糸(あるいは植物)、脳喰らい根状のヒゲなどである

ただし実際には「植物」そのものというよりも、「植物性動物」であると思われる

この植物性動物とは、要するに植物のような動物であるが、その性質を生物界において最も強く体現しているのが「深海生物」や「菌類(とくに粘菌)」である

例えばウミユリや、ヒトデといった棘皮動物は動物であるが極めて植物的な生態をしており、もっとも早くに誕生したと思われるウミユリなどは、その名の通り深海に咲く花そのものである

棘皮動物は基本的に五放射相称の形を取るが、これはクトゥルフ神話に登場する「古のもの」の特徴とも一致する

また環形動物門に属するチューブワームの形状はエーブリエタースの顔から伸びる筒状の触手のそれとうり二つである

星の子らの形状はウミウシに酷似しており、「ウミウシ」の名の由来たる牛角に似た突起という特徴まで備えている(基本的にウミウシは浅い海の底にいるとされるが、深海にすむウミウシも確認されている)

そして深海にはウミグモと呼ばれる生物も生息しているが、水の中に棲むクモという生態学的な特徴は、白痴の蜘蛛、ロマと共通するものである(ただしウミグモは地上の蜘蛛の仲間ではない)

次に粘菌であるが、粘菌の仲間、とくに変形菌は動物と植物の性質を強く併せ持つことが知られている(ナウシカの原作にも登場するあれ)

変形菌(へんけいきん)とは、変形体と呼ばれる栄養体が移動しつつ微生物などを摂食する“動物的”性質を持ちながら、小型の子実体を形成し、胞子により繁殖するといった植物的(あるいは菌類的)性質を併せ持つ生物である。(Wikipeida)

さて深海生物や菌類の一部は「生物発光」することで知られているが、眷属たちの多くも発光能力をもつ

深海生物菌類に似た形状、そして発光するという能力、「蛍花」や「瞳の苗床」などの名前、植物的な生態などから鑑みるに、眷属とは「植物性動物」の特徴を持つものがそう呼ばれるのではないかと思われる

また眷属は英語版では「kin」という単語が使われているが、これは日本語の「」とかかっているのかもしれない(遺志、石、遺子、医師と同じような言葉遊び)

とすると、眷属とは植物性動物の特徴をもつ個体のうち「菌(Kin)」の特徴を有するものとなろうか



コズミック・ホラー

長くなったが以上が吸血鬼現象を中心としたゴシック・ホラーの基本的な世界観ならびに知識である

吸血鬼という広範な現象が内包する要素をまとめたものが以下の図である



こうしたコズミック・ホラーにクトゥルフ的なコズミック・ホラーが浸食してくる、というのがブラッドボーンの物語構造であることは上でも述べた

それは一体どのようにして浸食してくるのか

吸血鬼現象に不可欠な「血」によってである

吸血鬼というゴシック・ホラー的な概念が、血を媒介にすることで、一気にコズミック・ホラーの侵入を許すのである

それまで単なるゴシックの恐怖であったものが突如として変貌し、まったく異質な宇宙的恐怖として現前するのだ

人狼、つまり獣の病はその頂点としての「月の獣」となり、キリスト教は聖杯(古い血)を通じて「上位者の赤子」へと至り、オドの力は滲む血を本質とする「オドン」へと繋がるのである

また生ける屍体は死後の出産という早すぎる埋葬を経て「ゴース」やゴースの遺子となり、植物性動物は生態的に類似した深海生物や粘菌を経て「エーブリエタース」へと繋がっていく(そして眷属とは植物性動物のうち「菌類」の特徴をもつもののことである)

まさに「血はすべてを溶かし、すべてそこから生まれる」(儀式の血)のである

これらの関係を図にしたのが以下の画像であるが、これは暫定的なものですらなく、たんに私の頭のなかにある漠然としたイメージを図にしたものである
さらに外側にクトゥルフの神々が存在する


個々の関係性については、説明を詳細に書き入れることができるものもあればできないものもある星海からの使者の位置は大きな課題である。植物性動物を粘菌と深海生物に分けるべきだったのかもしれない。いっそオドンを菌類にしても良いのかもしれないが…


※また今回は取り上げなかったが、フランケンシュタイン博士の怪物は「再誕者」として現れる

これがゴシック・ホラーの要素をコズミック・ホラー的に解釈した結果であり、その唯一の媒介項は「血」なのである(Bloodborneとは日本語に訳すと「血液感染」の意)

つまるところ、ゴシック・ホラーは血によってコズミック・ホラーに感染したのである

※Bloodborneのborneには「生まれる」という意味も含まれていると思われる


蛇足

ブラッドボーン本編の考察というよりも、宮崎氏のインタビューの考察である。よって上記の図はゲーム本編との一致を目的としたものではない

あくまでもゴシック・ホラーにコズミック・ホラーが侵入する際の「浸食の仕方」を考察したものである
ゲーム本編の考察が進めばまた違った結論が出てくると思われる

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