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2022年6月12日日曜日

エルデンリング考察17 黄金の律

追記:細かい部分に言及しすぎて分かりにくくなってしまったので、近いうちに要約版を載せる予定

本考察は「大いなる意志の考察」の一部だったものである。しかしながら例によって長くなりすぎたので分割して掲載することにした

また「大いなる意志の概要」については、記事中にその都度引用することにしたので独立した記事はない


黄金の律

大いなる意志目的ははっきりしている

後にエルデンリングに変化するエルデの獣を狭間に送り込んでいることから、エルデンリングもたらすものが大いなる意志の目的である


エルデの追憶
それは、大いなる意志の眷獣であり
律たる概念の具現であった


エルデの流星
かつて、大いなる意志は
黄金の流星と共に、一匹の獣を狭間に送り
それが、エルデンリングになったという


端的に言えばそれは「黄金の律」である


“偉大なるエルデンリングは、黄金の律”(指読みのエンヤ)


その黄金律はエルデンリングから死のルーン取り除かれ封じられたときにはじまったとされる


死王子の修復ルーン
黄金律は、運命の死取り除くことで始まった
ならば新しい律は、死の回帰となるであろう


死のルーンとは、即ち運命の死
黄金の律のはじまりに、取り除かれ封じられた影(指読みのエンヤ)


死のルーンマリカの望みによって封じられている


黒き剣の追憶
マリケスは、神人に与えられる影従の獣であった
マリカは影従に、運命の死の封印たるを望み
後にそれを裏切ったのだ


2種類のエルデンリング

まとめると、エルデの獣変化したのがエルデンリングであり、そこから死のルーンを取り除き、封印したことで黄金の律はじまった、という経緯になる

奇妙なのはエルデンリングからさらに死のルーンを取り除き、それを封じることで黄金の律はじまっているということである

死王子の修復ルーンによれば、新しい律は死の回帰となる、ということなので、死のルーンはもともとエルデンリング含まれていたことになる(そうでなければ回帰とはいわない)

このとき行なわれた操作にすると以下のようになる

エルデンリングー死のルーン=黄金の律

ということは、エルデンリングの状態には2種類あることになる。死のルーンが取り除かれる前のエルデンリングaと、死のルーンが取り除かれた後のエルデンリングbである

死のルーンが取り除かれたエルデンリングbが体現するのは黄金の律である

しかし死のルーンが取り除かれる前のエルデンリングaが体現する律はエルデンリングbが体現する黄金律ではない

なぜならエルデンリングbが体現する黄金律はエルデンリングaから死のルーン封じられることではじまった律だからである

だがそれでは「エルデンリングは黄金の律」という二本指の言葉と矛盾する

あるいは死のルーン除去したエルデンリングのみが=黄金律であると述べているとも考えられるが、だとしても黄金律以前存在を否定するものではない

※また、後述するが死のルーンが解放された後に、完全律死王子の律といった黄金律の亜種が成立していることから、死のルーン除去したエルデンリングのみ黄金律という解釈自体が誤っている可能性も高い

このエルデンリングaの体現するについては後述する



黄金律のはじまり

さて、黄金律エルデンリングaから死のルーンが取り除かれることではじまった

この時のエルデンリングb死のルーンを取り除かれた分だけ、エルデンリングaから変化していることになる

つまりこの時点で黄金律は、エルデンリングaが体現するはずだったとは違った律になっている

※エルデンリングaが体現するについては後述する。ここでは確立されていたという前提は必要ない。あくまでもエルデンリングaが確立させるだろう可能律黄金律とは違うということである(死のルーンの分だけ)

また違ったからこそ黄金律はじまったとも言える。そうでないのならエルデの獣がエルデンリングに変化した瞬間に無条件で黄金律がはじまっているはずだからである

しかし実際は、死のルーンが取り除かれたことでエルデンリングは何らかの変化を生じ、その結果として黄金律がはじまっている

エルデンリングa-死のルーン=黄金律

すなわちエルデンリングbの体現する黄金律は、エルデンリングaが体現するであろう不完全バリエーション一つなのである


完全律の修復ルーン
現黄金律の不完全は、即ち視座の揺らぎであった
人のごとき、心持つ神など不要であり
律の瑕疵であったのだ


現黄金律不完全である。律に瑕疵があるからである。瑕疵とは神が心を持っていたことである

その心持つ神マリカが望んだのが死のルーンの封印であった

エルデンリングを見たときのマリカの視座の揺らぎが、彼女に死のルーンの封印望ませたのである

分かりやすくいうと、エルデンリングに見えたとき、マリカは死のルーンのない律を見出してしまったのである。しかしそれは完全律からすれば視座の揺らぎから見出された誤った律である


黄金の律の不完全性

完全律の修復ルーンに記されているように、現黄金律は本当に不完全なのであろうか

この点については、マリカ自身ともいえるラダゴンの行動黄金律の不完全性を証明している

ラダゴンの肖像
赤髪のラダゴンは
カーリアのレナラの夫として魔術を修め
女王マリカの夫として祈祷を修めたという
英雄は、完全たるを目指したのだ

マリカでもあるラダゴンは完全たる目指し魔術と祈祷を修めたという

完全たるを目指し、ということは現時点(マリカ、ラダゴン)は完全ではない(完全であるのなら完全たるを目指す必要はない)

とはエルデンリングを宿す幻視の器である

女王マリカは、エルデンリングの宿主、その幻視を宿す者(指読みのエンヤ)

よって神の不完全性黄金律の不完全性を意味する

ラダゴンが行動を開始したのは、すでに黄金律が確立されていた時代である。またそれはマリカがエルデンリングを砕く以前の出来事である

マリカ黄金律の不完全性気づいたか、あるいは黄金律の不完全性ゆえにラダゴンが誕生し、その欠陥を修復するために完全たるを目指したものと考えられる

その具体的な方法が、魔術と祈祷を修めるということである

この手法意味と目的についてはロジェールが語っている

…貴方の学んだ戦技は、輝石の魔術の系譜です
それは、この城の北、レアルカリアの大きな学院で発展したそうですが…
古くは、黄金律と対立する理であったと聞いています
とても興味深いことです
かつて黄金律が、対立する理をすら受け容れる寛容なものであったのなら
それが砕け、歪み、修復が必要になった今こそ
…そうしたあり様重要であろうと思えるのです

対立する理をすら受け容れる寛容黄金律とは、ラダゴン魔術を習得したことを指していると思われる

ロジェールはそうしたあり様こそが、エルデンリングが砕け、歪み、修復が必要になった今こそ重要であると直感している

これはまたラダゴンの行動原理を説明するものである

つまりラダゴン魔術を修めたのは、黄金律対立する理受け容れるため、ということになる

そうすることで黄金律は完全になるからである(完全たるを目指した)

だがラダゴンの試みは最終的には失敗したようである。なぜならばマリカ陰謀の夜を起こしているからである(成功したのなら起こさない)

対立する理である魔術受け容れる、という方法では黄金律の瑕疵修復できなかったのである

なぜならば黄金律完全なものにする唯一の方法は、エルデンリングから取り除いたものを再び元に戻すほかないからである

取り除いたものとは、死のルーンである

ラダゴンの失敗を経て、マリカはついに死のルーン黄金律組み入れようとする。そのための陰謀が実行されたのが陰謀の夜である

ただしマリカの陰謀は死のルーン一部を盗むに留まらせ、またラニの干渉もあって黄金律を完全にすることに失敗する

陰謀の夜の後、マリカはエルデンリングを砕くに至るが、このときに何があったのかは本考察では触れない


2種類の黄金律

エルデンリング2種類あったように、黄金律2種類あることになる。完全な黄金律(完全律)と不完全な黄金律(現黄金律)である(後述するが他にもある)

完全律の修復ルーン
現黄金律不完全は、即ち視座の揺らぎであった
人のごとき、心持つ神など不要であり
律の瑕疵であったのだ

完全な黄金律とは完全律の修復ルーンで達成される律の時代ENDの黄金律(完全律)である

この世界が実現するのは、死のルーンが解放され、“かつ”神に心がないパターンのときである

死のルーンに組み込まれ、そして再び死のルーン封印しようとする心ある神存在しない世界である

不完全な黄金律とは心ある神によってエルデンリングaから死のルーンが取り除かれ、封印されたことによりはじまった黄金律(現黄金律)である

完全律の修復ルーンのテキストはこれら2種類黄金律厳密識別している(現黄金律完全律

というのも“”黄金律と記しているからには、現ではない黄金律想定されていることになる

例えば黄金律を否定し、冷たい夜の律を確立しようとした場合、現黄金律ではなく、黄金律の不完全は…と記されるはずである

それをわざわざ“現”黄金律とつけるからには、現ではない別の黄金律が想定されていなければならない

よって“黄金律を否定して確立される完全律は、次なる黄金律または新しい黄金律、すなわち完全な黄金律ということになる

不完全な黄金律には他に「壊れかけEND」や「忌み呪いEND」、「死王子END」の時代の黄金律がある。どれも死のルーンは解放されたものの、異物が混ざり、は依然として心を持った状態にあると考えられる


エルデンリングaの黄金律

不完全な黄金律との対比として完全な黄金律(完全律)を取り上げたが、完全律エルデンリングa体現していたであろうとは異なる

完全律もまた修復ルーンによって修正された黄金律の一種であり、他の修復ルーンと同様にエルデンリング自体の性質変えてしまうからである

エルデンリングaが体現するであろうについては不明な点が多い

しかし現黄金律エルデンリングaから死のルーンを取り除き、封印したことではじまったのだとしたら、エルデンリングa体現していたであろうは、現黄金律直前確立していたということになる

これに当てはまるのが、黄金樹が律となった後マリカが死のルーン封印するまでの束の間に確立していた黄金律である

黄金樹の護り
そのはじまりにおいて、黄金樹の敵は全てだった
数知れぬ戦いと勝利によって、それは律となったのだ

黄金樹の回復
かつて黄金樹は豊穣であった
そして、それは束の間であった
すべての生命と同じように

そしてそれは、輝ける生命の時代であった

戦士たちよ。我が王、ゴッドフレイよ
導きに従い、よくここまで戦ってくれた
あの頂きに、巨人たちを打ち滅ぼし、火を封じよう
そして、はじめようじゃないか。輝ける生命の時代を
エルデンリングを掲げ、我ら黄金樹の時代を!(マリカの言霊)

だが心ある神であったが故にマリカは死のルーンの封印望んでしまい、その結果エルデンリングaの黄金律は失われたのである(そして不完全な現黄金律がはじまり、ラダゴンが生まれた)


黄金律

2種類の黄金律をはっきり区別してプレイヤーに提示してくれるのは完全律の修復ルーンのみである

その他のテキストまたキャラクター黄金律曖昧な用法で使用している

例えば最も黄金律に詳しいと思われる二本指指読みのエンヤですら、黄金律という語の用法は曖昧である

例えば、二本指が「エルデンリングは黄金の律」といったときの「黄金の律」はエルデンリングaの体現する黄金律を含めて指し示している

一方で「黄金の律のはじまりに、取り除かれ、封じられた影」といったときの「黄金の律」は、エルデンリングbの体現する現黄金律のみを指し示している

同じ「黄金の律」という言葉であっても、文脈やタイミングによってそれが指し示すものが微妙に違うのである

こうした重要用語ダブルミーニング的用法は、ブラッドボーンにおいける青ざめた血(空の色と月の魔物)やダークソウルにおけるダークソウル(王のソウルと人間=人間性=深淵)というような前例がある

そのどちらもが作中において最も重要で最も謎の多い用語である。この伝統がエルデンリングにも受け継がれたものが「黄金の律」である


認識能力の欠陥

つまるところ二本指黄金律複数存在する可能性事実認識できない(ラダゴンや黄金律原理主義に不自然なほどに言及がない理由でもある)

二本指にとって黄金律ひとつの黄金律でしかなく、黄金律内の微妙な差異を認識できないのである

二本指エルデンリングaが体現していた黄金律(マリカの最初の黄金律)も、エルデンリングbが体現する黄金律(ラダゴンを生じさせた黄金律)も同一のものとしか認識できず、その帰結として同一の黄金律修復を求め、同時にそれを拒絶しているという自家撞着に陥ったのである

しかしこの自家撞着は、黄金律の複数性に気づき、それぞれがマリカとラダゴンという二重の神から発していることを知れば解消される撞着である

ラダゴンはマリカであるという事実を知るプレイヤーにとって、拒絶の刺の存在は何ら不思議なものではない

なぜならば、神に二重性があることが黄金律修復を求め、同時にその拒絶を引き起こした原因であることが自明だからである

だが二本指神の二重性やそれによって生じる黄金律の複数性を認識できず、自家撞着に陥って停止するに至ったのである

こうした黄金律の複数性が引き起こした事態こそ、二本指すら知らぬという、起こるべきでないことであろう

…今は、指様は止まり、我らには、大いなる意志に触れる術もない
世界と生命は壊れ、指様すら知らぬ起こるべきでないこと起こっている(指読みのエンヤ)

そしてギデオン長い対話の末、このような二本指認識能力の欠陥を悟ったのである

王たる聖防護
二本指との長き対話の後、ギデオンは悟った
すべて、とうの昔に壊れていたのだ
老いさらばえた震えるも、黄金樹

エルデンリングから死のルーンが取り除かれ封じられた時、二本指の認識事実と乖離し、またエルデンリングaの黄金律を体現する黄金樹も壊れてしまったのである


蛇足

蛇足考察ではない。現時点での印象をつらつらと述べただけのものである


エルデンリング黄金律複数性と、現黄金律不完全性を論証しようとしたために、かなり迂遠な考察になってしまった

黄金律を考察するうえで最も障害となるのが、不正確二本指のセリフである

例えば「エルデンリングは黄金の律」というセリフは、英語版では「Great Elden Ring, root of the Golden Order.」と訳されている

つまり「偉大なるエルデンリング黄金の律根源である」という内容になる

日本語版ではエルデンリング=黄金律であり、英語版ではエルデンリング黄金律の根源である(=そのものではない)、ということになる

日本語版と英語版どちらが正しいのか?

黄金樹の護りには、黄金樹律となったことが記されている

黄金樹の護り
そのはじまりにおいて、黄金樹の敵は全てだった
数知れぬ戦いと勝利によって、それは律となったのだ

そして公式サイトのプロローグにはこうある

永遠の女王マリカを戴く狭間の地で
黄金樹の根源たる、エルデンリングが砕けた(公式サイトプロローグ)

つまり律となったのは黄金樹であり、その黄金樹エルデンリングを根源として生えたものである

黄金樹=律≒エルデンリング

よって「エルデンリングは黄金の律」という二本指の言葉は厳密にいって正しくないことになる

問題はこの不正確さがどこから来ているのかである。考察を進めるにつれ、どうも二本指は黄金律の複数性認識していないのではないか、という疑問が生じてきた

そして二本指による黄金律という言葉の用法が、過去作のダブルミーニング的用法と一致していることに考え至ったのである

そう考えると二本指の言葉不正確なのではなく、解釈する側がその言葉を多様に解釈できることから混乱が生じているということが分かる

興味深いことに、フレーバーテキスト等では黄金律ではなくという単語が使われることがある

エルデの追憶
それは、大いなる意志の眷獣であり
たる概念の具現であった

黄金樹の護り
そのはじまりにおいて、黄金樹の敵は全てだった
数知れぬ戦いと勝利によって、それはとなったのだ

エルデの獣たる概念の具現であって、“黄金の”律たる概念の具現とは記されていない

なぜならばエルデの獣=黄金の律にしてしまうと、死のルーンを封印したことで黄金の律がはじまったとするテキストと矛盾が生じるからである(プレイヤーにとっての矛盾)

だがこの律は実際黄金の律である。エルデの獣が変化したエルデンリングは黄金の律だからである(日本語版)

また黄金樹となったのであって、黄金律となったとは記されていない

なぜなら黄金樹黄金の律になったとしたら、やはり黄金律のはじまりに関してテキストと矛盾するからである

しかしやはり黄金樹がなったという黄金律である。エルデンリング根源とする黄金樹と同じく、黄金律もまたエルデンリング根源とするからである(英語版)

もう一つ例を挙げるとすると、死王子の修復ルーンの「」がある

死王子の修復ルーン
黄金律は、運命の死を取り除くことで始まった
ならば新しいは、死の回帰となるであろう

 

上述したように、死王子の修復ルーンによって確立する新しい律は黄金律の一種である。だがここでは「」としか記されない

なぜならば、新しい律死の回帰によって始まってしまうと、「死のルーンの封印によって黄金律がはじまった」とするテキストと矛盾が生じるからである 

ただしこの矛盾はプレイヤーにのみ生じる矛盾である

プレイヤーがこの言葉を不正確(矛盾)と解釈してしまうのは、黄金律という言葉が無数の意味内包していることを知らないからである

というのも、テキスト上の矛盾を回避するために黄金律と変更され、黄金律といえばエルデンリングから死のルーンを取り除かれ封じられたときにはじまった律、としか情報を与えられていないからである

つまるところエルデの獣=エルデンリング=黄金樹=黄金律=律=黄金律亜種とすることは正しいのである

よって二本指の「エルデンリングは黄金の律」という言葉は正しい(同時にエルデンリングを黄金律の根源とすることも間違っていない)

黄金の律(黄金律)という言葉には、多様な意味内包されている

それはエルデンリングaが体現する黄金律であり、エルデンリングbが体現する黄金律である。また各修復ルーンが体現する黄金律であり、黄金樹がなったというであり、エルデの獣が具現するというであり、そしてエルデンリングである

これら複数ある黄金律はテキスト上で矛盾が生じる場合は「」と変更されるが、そうでない場合は区別されることなく「黄金律」として使用され、解釈する側混乱を生じさせるのである

そしてこの時に起きる混乱こそ、「視座の揺らぎ」に他ならない

エルデンリング視座の揺らぎによって不完全になったように、黄金律という言葉の解釈視座の揺らぎによって不完全なものとなる

そして完全律ENDにおけるエルデンリングの描写が示すように、完全なる黄金律完全なる黄金律の解釈とは、すべての解釈包含する黄金律解釈のことである

エルデンリング全体を内包する巨大な黄金の輪こそ完全律である


2 件のコメント:

  1. お疲れさまです。
    黄金律について細かく分析されていて非常に面白かったです。
    ラニが「私の律は、黄金ではない。星と月、冷たい夜の律だ」と述べていたのも複数ある黄金律をラニは認識した上で、すべての黄金律を否定するための言葉選びだったと自分は解釈していたのでしっくりきました。

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    1. ありがとうございます
      黄金律と律、黄金律と黄金などは単なる表現の違いではなく
      とても慎重に言葉を選択している印象があります

      集合論とか詳しければもっと分かりやすく説明できるのかなと思います

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