アノール・ロンドとイルシールという名称がトールキンの人工言語「シンダール語」に由来するという話は、このブログでも何度か取り上げてきた
しかしなぜこの2つの都の名前だけがトールキン由来なのか、なぜそれが「太陽と月」なのか、という点については考察が不十分だったように思う
確かに太陽と月とは伝統的に対として扱われることが多いので、アノール・ロンドに対してイルシールが対置されても違和感はない
だが、それでもなぜトールキンに繋がるのか、という疑問は残る
今回はアノール・ロンドとイルシールの語源のおさらいをした後に、こうした疑問について考察してみたい