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2019年7月24日水曜日

SEKIRO 補足4:動画05・06・07

分量が少なくスキップしても良かったのだが、補足と言うより訂正したい部分があったので記事にする


SEKIRO 補足5:考察勢が普通にSEKIROを遊ぶ動画05



訂正

04:40あたりで小太郎兵と言っているが、正確には「太郎兵
出丸にいる老婆は「敵将、田村主膳」の正室ではないかという仮説は、特に根拠のないものなので考察ではない

補足

ちょっとだけ修正した地図



SEKIRO 補足6:考察勢が普通にSEKIROを遊ぶ動画06


補足

わりと妄想まみれの回。
甲冑武者、信心深い者に関しては暇つぶしの雑談のようなものである

小太郎の話については、これまで考えたことがなかったが「真白い風車」の位置やお堂に「猿酒」が供えられていることから、そうではないかと思われる


SEKIRO 補足7:考察勢が普通にSEKIROを遊ぶ動画07



訂正

05:44あたりで「らっぱ衆()」となっているが、天狗は「孤影衆」も鼠と呼んでいるので、正しくは「らっぱ衆」である

」とは葦名城に忍び込んできた「忍び全般」のことだと思われる

また白頭巾を名無し、黒頭巾を名有りと判別したが、内府襲来時に白蛇の社で死んでいる正就が白頭巾であることから正確ではない


補足

落ち谷衆が「なぜ白い包帯で全身を覆っているのか」「なぜ白蛇を信仰しているのか」「なぜ淤加美一族に率いられているのか」といった疑問に対する答え

落ち谷衆はハンセン病(wikipedia)を患っているからである

かつてハンセン病は「レプラ」と呼ばれていたが、その語源を辿るとギリシア語の「λέπος (lepos) 皮・鱗」という言葉に行きつくという(定説ではない)

その名称からわかるように、この皮膚病は人の皮膚を鱗のように、つまり蛇のようにするのである

またかつて日本ではハンセン病は「白癩(びゃくらい・しらはたけ)」と呼ばれていたという説がある

『令義解』には「悪疾所謂白癩、此病有虫食五臓。或眉睫堕落或鼻柱崩壊、或語声嘶変或支節解落也、亦能注染於傍人。故不可与人同床也。」とあり、症状が進むと顔の凹凸が失われ、のっぺりとした白い蛇のような顔となる


以上のことから落ち谷衆と淤加美一族の関係も類推できる

落ち谷衆と蛇の目は、基本的には血縁関係に無い

落ち谷衆はハンセン病を患い共同体から追放された者たちである。彼らを保護したのが蛇の目たちであり、なぜかというと彼らの外見が蛇の目の崇拝する白蛇と酷似していたからである

落ち谷衆は自らの身体的特徴を神の意志の現われと考え、ゆえにその症状と似たモノ、つまり白蛇を崇拝しているのである

こうした「相似する二者のあいだに神秘的な繋がりを認める思想」を、神話学者のフレーザーは類感呪術と呼んだ

この類感呪術の思想は、SEKIROのなかに他にも認められる。例えば桜竜の右眼と隻狼の右眼付近の白い痣や、左腕の欠損。燃え上がる左腕と不動明王の消失した左腕。桜竜化する貴族たちなどである



蛇足

落ち谷衆に関する補足は削除するかもしれない

2 件のコメント:

  1. 絡繰筒について、私の妄想の域を出ないのですが
    刑部の槍を縄で振り回す攻撃に使っていたのではないかと考えていました。 
    一心から聞ける酒の話で、一心、刑部、道玄は交友があるようでしたし、試作品などを渡されていてもおかしくないと思いますし、狼が移動に縄を使うように筒そのものに縄の仕掛けが施されていたら、攻撃に使うというのも不思議ではないかなと考えます。
    いつも楽しませていただいています これからも頑張ってください

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    1. ありがとうございます。確認のため返信が遅れてました
      形部の槍縄攻撃を詳しく見てみたのですが、画像で確認する限りは縄の端を握っているような感じでした

      ただし槍縄の射出といいますか、振り回す機構と再び手に収める機構として絡繰筒はあり得るような気がします

      ゲームのモーションなので仕方の無いことかもしれないのですが、槍を手放して振り回すまでの時間や、再び手に収めるまでの時間がメカニカルな機構を前提としないかぎり不可能な気がします

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