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2019年6月2日日曜日

Death Stranding 考察19 気になった箇所3

ヒッグス場の海

ヒッグスの眉の数式は電磁テンソルを表わした式(Wikipedia)

電磁テンソルとは、電磁場を相対性理論にもとづいた形式で記述したものである。(Wikipedia)
この電磁場の変動を伝える波が電磁波である

そして電磁波とは、
微視的には、電磁波は光子と呼ばれる量子力学的な粒子であり、物体が何らかの方法でエネルギーを失うと、それが光子として放出される。(Wikipedia)
つまり光子なのである

さて、ヒッグスの名の由来と思われるヒッグス粒子は、「ヒッグス機構」により、いくつかの例外を除いて素粒子に質量を与えているという

そして質量を与えられていない数少ない例外の一つが光子である

つまり、全宇宙の質量を発生させているヒッグスという名をもつ人物の眉に、そのヒッグスに影響を受けない光子に関係する数式が刻み込まれているのである

ここに、ヒッグスという人物を考えるうえで非常に興味深い”葛藤"が生じているのである

ヒッグスという名は与えられた名前であり、電磁テンソルの数式を眉に刻み込んだのは、自らの意志である

その意味するところは、全宇宙を浸し物質に質量を与えているという「ヒッグスの海」を克服、支配しようとする試みである

ヒッグスはヒッグス場ではなく、「」を崇拝しているのである。また、光の使い方も知っている
光あれ
光を使いヒッグスの海を支配すること、それはヒッグスの海から到来する「BT」光によって使役することに他ならない


巨人型BT

トレイラーに登場する巨人型BTは、もしかすると女性型なのかもしれない

右下に見えるのはビルの屋上である
ひょっとするとアメリがBT化したものであろうか


ハートマンの左胸

砂浜で引きずられていくハートマンの左胸に血の染みがある

またハートマンのいつも付けている装置が「除細動器」であるという情報もある

そしてハートマンはこの場面で、死者の群れと思わしき者たちから引き離されている

この光景は、心臓発作により仮死状態に陥ったハートマンの見た死後の世界の光景である
だが、手術か応急処置により息を吹き返したために、ハートマンはひとり、死者の群れから引き離され現世へと呼び戻されているのである


サム

トレイラーに登場する写真にかざされた手は、クリフのものである
左がクリフの手、右がサムの手

左手と右手の差異はあるものの、その指や手の甲の状態は双方でことなる
つまりクリフは、大統領やサム、妊娠した女性について知っている


重力



サムの髪が浮いていないことから、その空間全体が無重力状態ではないことがわかる
ネックレスだけが重力に抗って浮いているのである

これはサムの超能力を示すものか、あるいは重力子の制御技術が完成したことを示す


赤ちゃん


赤ちゃんの吐いた気泡がハートマークになっている
これはクリフがその時点では赤ちゃんにとって好ましい人物であったことを示している

2 件のコメント:

  1. アメリの紹介の後に巨大BTが出てきてるので、自分もBT化したアメリだと思います。

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    1. 今回のトレイラーは映像の出る順番にすごくこだわっている気がします
      そのあたりを今後解析してみたいと思いますが、気が向いたらかなぁ…

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